バス廃車体全国版

新潟県4(蒲原鉄道)

新潟県の廃車体のうち、蒲原鉄道のものをご紹介します。
蒲原鉄道は、加茂〜村松〜五泉間で鉄道を運行していましたが、道路の整備に伴い鉄道は廃止され、村松町を中心にしたバス事業にシフトしています。新潟県内の他のバス会社の例に漏れず、蒲鉄小型バスなどの分社化も行いました。
一部に隣接県のものもあります。

廃車体
BA741P

撮影:五泉市(2018.7.1)

蒲原鉄道 いすゞBA741P
BA741P

撮影:五泉市(2018.7.1)

倉庫として使用されている北村製作所製の丸形ボディ。蒲原鉄道カラーが健在です。
よく見ると前ドア車で、かつ正面の方向幕の部分はガラスに蒲原鉄道の社名が直接書かれており、貸切バスとして作られ、その運命を全うしたことが分かります。型式はエアサスとの推定です。
(畦道ノスタルジィ様によると、2020年9月現在撤去済み)

廃車体
4R94

撮影:新潟県(2018.7.1)

蒲原鉄道 日産デ4R94(1966年式)
4R94

撮影:新潟県(2018.7.1)

砂利山の片隅に置かれた蒲原鉄道のワンマンカー。元西武バスの車両です。前照灯2灯で、ゲンコツ形のウィンカー付。
西武バスの初期ワンマンカーは、昭和40年代初頭には前後ドア車が導入されており、ただし前乗りなので、側面方向幕は前ドア次位にありました。蒲原鉄道では、後ろ乗り前降りで使用していたようです。もっとも側面方向幕は前ドア次位のものをそのまま使っていました。

廃車体
CRA650

撮影:樋口一史様(新潟県 2004.6.11)

蒲原鉄道 いすゞCRA650

山間の茂みの中に置かれた富士重工製のセミデッカー。蒲原鉄道の貸切カラーです。
型式は推定です。

廃車体
CRA650

撮影:山形県(2018.8.6)

蒲原鉄道 いすゞCRA650

上の車両と同形車と思われる富士重工製のセミデッカー。
型式は推定です。

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80s岩手県のバス“その頃”