バス廃車体全国版

新潟県2(新潟交通・・・その他のボディ)

新潟交通の廃車体のうち、北村製作所製ボディ以外のものをご紹介します。呉羽、富士、などが該当します。

廃車体
BX92

撮影:新潟県(2020.7.23)

新潟交通 いすゞBX91(1955年式)
BX92

撮影:新潟県(2020.7.23)

畑の入口で物置として使用されていたものの、覆われていたシートが外れ、姿を現したというキャブオーバーバスの廃車体。
新潟交通のカラーで、側面に5149という車番と「村」の文字が見えます。車番=登録番号なので、新2あ5149だったと思われます。配置は村上営業所。もっとも、下地に赤茶色が見えますので、佐渡で使われていた時期もあるのかも知れません。
正面窓が中央の細い縦桟で仕切られ、上下幅が狭い独特の表情。新潟交通には、地元に北村製作所や中北工作所などのローカルメーカーがありましたが、それらの特徴とも違うようです。側面最後部の引違窓の形状は富士重工にも似ていますが、それ以外は似て非なるもの。スタンディウィンドウがプレスで少し出っ張っているあたりは、安全自動車の特徴です。
型式、年式は、まんがんじ様(掲示板2022年8月2日)によります。
情報提供:伏見正浩様

廃車体(新2あ6778)
MR410

撮影:樋口一史様(新潟県 2004.5.8)

新潟交通 三菱MR410(1966年式)

河川敷の砂利採取場でビニルハウスの枠の中に納まった廃車体。この時点では状態も悪くありません。
車番を消した跡がありますが、三6778と読めます。配置営業所に登録番号を組み合わせた番号のようです。
(現地確認していませんが、恐らく撤去済み)

廃車体
MR410

撮影:新潟県(2018.7.1)

新潟交通 三菱MR410(1975年式)

呉羽ボディの前中ドア車。ドア側が見えませんが、車掌台窓の後ろの窓柱が太いという変わった窓配置になっています。
当時は、市内線用は前中ドア、郊外線用は前後ドアという区別がされていたようです。
車番は837-M

廃車体
5RA106

撮影:新潟県(2018.7.1)

新潟交通 日産デ5RA106

新潟交通の旧貸切カラーで残る貴重な廃車体。1970年代に用いられていたカラーで、路線バスのシルバーとブルーは残しながらも、ブラウンの斜めラインを入れた塗り分けになっています。
最後まで貸切として使われたようで、社名表示がそのままです。
型式は推定。年式は1970年くらいだと思います。

廃車体
LV324N

撮影:新潟県(2019.6.9)

新潟交通 いすゞU-LV324N

新潟交通の長尺前後ドア車。赤かった屋根も含めてラインが紺色に上塗りされ、元会社が分からないようになっています。
このタイプは、長期間増備されましたが、冷房の通気孔の大きさから、初期の1991〜92年式と思われます。
砂利取り場の廃車体も、少しずつ代替されており、キュービックバスが登場するようになりました。

注意事項
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80s岩手県のバス“その頃”