バス廃車体全国版

北海道(道東)6(くしろバス)

くしろバスは釧路市に本社を置くバス会社で、以前は東邦交通と称していました。戦時統合で釧路地区を統合して生まれた会社です。
戦後に阿寒バスを分離、東邦交通は市内路線を中心に運行してきました。1989年に社名を現在のくしろバスに改称しました。
車両はいすゞ車が多く、車体も純正の川崎ボディです。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2021.6.6)

くしろバス いすゞBU10

褪せてはいますが東邦交通カラーだと分かります。
くしろバスの廃車体では少数派の1972年までのボディスタイル。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2022.6.11)

くしろバス いすゞBU10

農場の奥に置かれた東邦交通カラー。
前ドアの窓が小さいので、1976年式以前の車両です。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2018.7.23)

くしろバス いすゞBU10

木の蔭で見にくいですが、東邦交通時代からの旧カラーをまとった廃車体。弘南バスとよく似たカラーでした。
後面に通気孔がないので、1975年式以降。
犬が大勢いたので、車の中から撮りました。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2022.6.11)

くしろバス いすゞBU10

荒涼とした港の近くに置かれた東邦交通カラー。
前ドアが通しガラスなので、このボディスタイルの中では年式の新しいほうだと思いますが、旧塗装。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2021.6.6)

くしろバス いすゞBU10

東邦交通時代からの旧塗装車。
農場の敷地内に置かれています。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2021.6.6)

くしろバス いすゞBU10

くしろバスカラーのいすゞ車。くしろバスへの改称に伴い、カラーデザインも刷新されました。
BBQ HOUSEと一体化しています。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2022.6.11)

くしろバス いすゞBU10

くしろバス塗装のBU10で、前ドアが通しガラスで、ガラスの位置がちょっと低いという特徴があります。これは、次世代のCLMにも採用されていた仕様です。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2018.7.23)

くしろバス いすゞBU10

くしろバスカラーになったBU10。ドアの窓は通しガラスです。
このカラーは、いすゞLVキュービックの超低床車のカタログカラーとも似ていますが、くしろバスが貸切カラーに導入したエアロバスのカタログカラーとの折衷版に見えます。

廃車体
BU10

撮影:北海道(2018.7.23)

くしろバス いすゞBU10

上の車両と同形車。農場の奥に置かれていました。

廃車体
BU20K

撮影:北海道(2022.6.11)

くしろバス いすゞBU20K

くしろバスのいすゞ車は、多くの廃車体を見かけますが、長尺車は少数派。
前ドアが通しガラスです。

廃車体
CLM500

撮影:北海道(2018.7.23)

くしろバス いすゞK-CLM500

これも農場内に置かれた廃車体ですが、やはり状態は良好です。
1980年にモデルチェンジを行ったCLMです。くしろバスでは、折り戸のガラスの上辺が標準よりちょっと低くなっているのが特徴。
このバスも旧塗装で登場していますが、後にくしろバスカラーに塗り替えられました。
正面系統幕には「55」、側面方向幕には「西港フェリーターミナル−釧路駅」の幕が残されています。

廃車体
CLM500

撮影:北海道(2018.7.23)

くしろバス いすゞK-CLM500

上の車両と同形車。
1980年代には、このように斜めのラインを入れたカラーデザインが流行しました。

廃車体
MP118N

撮影:北海道(2021.6.5)

くしろバス 三菱K-MP118N

くしろバスが神奈川中央交通から譲受した三菱車。横長の前面方向幕と、「運賃後払い」と書いた小窓が特徴。
方向幕には、「回送」の文字が見えます。方向幕を抜かずに廃車しているようです。もっとも、この車両のサイズでは、後継車には転用できません。

廃車体
MP118N

撮影:北海道(2021.6.6)

くしろバス 三菱K-MP118N

同型車の廃車体で、こちらは後ろ側から。
後面方向幕は「回送」。現役時代に後部方向幕を使用していたようです。
広告を吊り下げる金具もある・・・と思っていましたが、神奈中沿線住民様(掲示板2022年8月8日)によると、神奈中時代からある清掃用の取っ手だそうです。

廃車体
MP118M

撮影:北海道(2022.6.11)

くしろバス 三菱P-MP118M

神奈中からの譲受車も、角張ったエアロスターKのボディになりました。

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