バス廃車体全国版

高知県1(高知県交通・・・日野)

高知県交通の廃車体です。
高知県交通は、四国の最大手バス事業者で、高知県東端の室戸岬から西端の足摺岬まで高知県全域に路線網を広げます。灰色に朱色のラインが特徴で、メーカーは日野と日産ディーゼルが主体です。
1970年代に更生法申請をしたものの自主再建に転じ、1990年代末にローカルエリアを子会社に分離しました。その後、2014年に土佐電気鉄道と事業統合し、現在は「とさでん交通」に生まれ変わっています。

廃車体
BT71

撮影:高知県(2023.1.28)

高知県交通 日野BT71

ツーマンシャーシのセンターアンダーフロアエンジン車。高知県交通には相当数があったようです。
9月にも行ったのですが、葉っぱが茂っていてその姿がほとんど見えなかったので、冬になってから再訪しました。

廃車体
RB10

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2022.10.9)

高知県交通 日野RB10P
RB10

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2022.10.9)

金産ボディの前ドア車。後ろの窓が3分割なので1961〜1963年式。
側面の中央部に、網の蓋が見えるので、サブエンジン冷房車のようです。この時期の冷房車は屋根に大きなダクトがあるのですが、後面の屋根上にある大きなくぼみがダクト痕かもしれません。そうすると、豪華な貸切バスだったと想像できます。

廃車体
RB10

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2022.10.9)

高知県交通 日野RB10
RB10

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2015.8.16)

金産ボディのRB10。窓下に細い3本線の一部が見えますので、高知県交通だと思います。
後面窓上の広告看板には、既に閉鎖となった中追渓谷観光保養所の文字も残ります。

廃車体
RE100

撮影:高知県(2023.1.28)

高知県交通 日野RE100
RE100

撮影:高知県(2023.1.28)

金産ボディのワンマンカー。窓下に緑色のラインが入るワンマンカラーで、前面系統幕には「ワンマン」の文字が入ります。

廃車体
RL320

撮影:高知県(2022.8.6)

高知県交通 日野RL320
RL320

撮影:高知県(2022.8.6)

林道脇に置かれた中型バス。3連テールのサブエンジン冷房車。
残念ながら、最近になって頭の悪い人たちにガラスを割られてしまいました。

廃車体
RL320

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2022.10.8)

高知県交通 日野RL320

前中折り戸の中型バス。サブエンジン冷房車で、尾灯は丸形の3連式。それなりに豪華な仕様です。

廃車体
RL300

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2023.11.25)

高知県交通 日野RL300
RL300

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2023.11.25)

山と沢の間の細い道の脇に不安定に置かれた中型バス。この場所に辿りつくのも大変ですが、軽自動車で行っても、その先方向転換する場所もなさそうだということで、畦道ノスタルヂィ様の探検にすべてを託したところ、無事に撮影してきていただけました。
高知県の山の中にありがちな中型バスですが、これは中ドアが引き戸で、さらに短尺車でした。現役時代も、狭い山道で運用されていた車両だと思われます。

廃車体
RL321

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2022.10.8)

高知県交通 日野K-RL321

大型方向幕の中型バス。昭和54年排ガス規制のK-は、1981年にはスケルトンのRJに変っていますので、1980〜81年式。

廃車体
BM320

撮影:高知県(2023.1.28)

高知県交通 日野BM320

金産ボディの小型バス。この形式の中では後期の車両で、1974年まで納入実績があります。
緑色のラインが入りますので、小型化によりワンマン化を推進した車両だと思います。

廃車体
BM320

撮影:畦道ノスタルヂィ様(高知県 2015.8.16)

高知県交通 日野BM320

金産ボディの小型バス。側面最前部に縦長の窓がある後期型です。

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