バス廃車体全国版

茨城県4(国鉄バス)

茨城県にある国鉄バスの廃車体です。国鉄バスは、茨城県内には、水戸、土浦などに営業所を持ち、水都東線、水戸西線、霞ヶ浦線、南筑波線などを運行していました。

廃車体
BU10

撮影:菅沼天虎様(茨城県 2014.7.17)

日本国有鉄道 いすゞBU10(1974年式)
BU10

撮影:菅沼天虎様(茨城県 2014.7.17)

富士重工ボディのいすゞ車。前ドア次位からの窓幅が広いので、BU10であることが分かります。後面にはエンジンの通気孔の穴がある1974年式。車番は521-4105と読めます。
この車両、車体に「車体検査 昭和55年2月 助川自工」の表記があります。撮影者によると、水戸自動車営業所の車体検査は、地元の助川車体工業で行われていたとのこと。
(撮影者によると、2020年10月現在、撤去済み)

廃車体(水戸22あ207)
CCM410

撮影:菅沼天虎様(茨城県 2014.6.16)

JRバス関東 いすゞCCM410(1979年式)
CCM410

撮影:菅沼天虎様(茨城県 2014.6.16)

国鉄バスの中型バスで、前中折り戸で各地に配属された仕様。この車両は、方向幕の上の導風板が非常に大きいのが特徴。
側面に「国鉄」の2文字を消した痕跡がありますが、JRバスの貼られた跡は見えません。それでも、年式的には1987年の民営化後も生きていたはずですので、最終事業者はJRバス関東だと思います。

廃車体
BU20

撮影:ちょご姉様(茨城県 2005.4.3)

日本国有鉄道 いすゞBU20(1968年式)
BU20

撮影:菅沼天虎様(茨城県 2014.3.8)

国鉄バスの旧塗装車ですが、ロングサイズのBU20です。
国鉄バスによくある仕様で、中ドア折り戸で側面方向幕は車掌台の下にあります。
菅沼天虎様によると、車番は531-8034であり、広告のシールが茂木町なので、栃木県の営業所に所属していたと思われるそうです。

廃車体
RE100

撮影:茨城県(2018.11.22)

日本国有鉄道 日野RE100(1974年式)
RE100

撮影:菅沼天虎様(茨城県 2014.5.28)

国鉄バスの前中折り戸車の廃車体。車番は527-4201です。
車体検査は1980年に稲見自動車と記載。似たような名前の整備工場は栃木県茂木町にあるようですが、そこかどうかは分かりません。
鉄道車両とよく似た形状の検査表記。国鉄バスらしさを感じます。

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80s岩手県のバス“その頃”