バス廃車体全国版
北海道(道南)3(その他のバス事業者)
道南地区は函館市などの周辺エリアで、渡島、檜山などと呼ばれる地区を指します。檜山観光バス
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.7)
檜山観光バス 三菱B805N
乙部町に本社を置く観光バス会社で、飛行機のようなボディデザインが特徴。
その後、2012年にHKBと改称し、2024年に網走バスと合併した会社です。
この車両は、温泉ホテルの送迎バスになった後に廃車されたようです。
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.7)
檜山観光バス 三菱B805N
恐らく上の車両と同型車。呉羽ボディ。
側面の前の方に「しびの岬」、後ろの方に「追分ソーランライン」の文字がありますが、これは檜山観光バスの売り文句のようで、その後の車両にも書かれていました。
森町営バス
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.7)
森町営 日産デK-RM80E
車体に森町と書かれた中型バス。前扉脇に「8 尾内白線」という表記があり、側面や後面に三角のスクールバス標識の跡があるため、スクール混乗の町営バスだったと思われます。
その他
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.7)
日野K-RV561P
富士重工のR3フルデッカー。側面に金色の箱文字でグレードを表す文字(最後はDeluxeと読めます)が入れられていますので、元はどこかの貸切バスだったと思われます。
側面のエンジン通気孔の形状から型式を推定。
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.7)
三菱B620B
撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.7)
自家用バスによくある三菱の中型バスですが、前ドア脇に「一般貸切」の文字が残ります。
腰板にはブルーのラインが2本と、その下にライトブルーのラインがあります。ライトブルーのラインは、東急バスの金色の貸切カラーに似た曲線になっているようです。
函館タクシー
廃車体
撮影:畦道ノスタルヂィ様(北海道 2019.6.6)
函館タクシー 三菱B806N
帝産カラーの廃車体。ウィンカーの形状から、1972年式以降だと分かります。
廃車体
撮影:北海道(2012.4.21)
函館タクシー 三菱B806N
色は若干アレンジされていますが、帝産グループの函館タクシーの廃車体。
1980年代に岩手県交通に移籍してきた車両とほぼ同形ですすが、ウィンカーの形状から1972年式までの車両と分かります。岩手に来たのは1975年式でしたので、ちょっと古い車両です。
大沼交通
廃車体
撮影:左党89号様(七飯町 2005.8.28)
常磐交通 いすゞP-LV719R
北海道にあった常磐交通の廃車体。大沼交通の敷地内にあるそうです。撮影者によると大沼交通には常磐交通カラーの車両もあるそうで、また宮城県内にも同名の「大沼交通」があり、そちらも常磐交通カラーの車両があるとのこと。資本関係はいまひとつよく分かりませんが、車両のやり取りもあるようです。
この富士重工R3ボディは常磐交通では複数のシャーシに組み合わされていましたが、フロントオーバーハングの長さからいすゞのこの型式と推察しました。
(ストリートビューによると、2011年10月時点で撤去済み)