バス廃車体全国版
北海道(道北)3(士別軌道)
士別市に本社を置く士別軌道の廃車体です。社名の通り、古くは軌道を運行していましたが、木材輸送をメインとした短い鉄道で、1959年には廃止となり、それ以来バス会社となっています。
廃車体

撮影:しろまる様(北海道 2024.5.26)
士別軌道 三菱K-MS615S
三菱フルデッカUの廃車体。前面は当時最新のスケルトン風になっていますが、側面や後面は通常スタイルだった過渡期のモデル。それでもだいぶ新しいバスに見えたものでした。首都圏からの移籍車と思われます。
廃車体

撮影:士別市(2024.6.7)
士別軌道 日野K-RC301
1990年代には、士別軌道にも首都圏から冷房付の路線バスが相当数来ていましたが、そのうち初期の元京浜急行のモノコックボディ。
残念ながら、見に行ったときには雪の重みが原因か、倒壊していました。
廃車体

撮影:和寒町(2016.6.11)
士別軌道 日野RE120P
民家の脇に置かれた士別軌道の旧カラー。前ドアの観光タイプですが、「乗合」の文字があり、路線バスに使われていたようです。
年式は1973年以降。
(ストリートビューによると2023年7月〜2024年10月の間に撤去)
廃車体

撮影:士別市(2016.6.11)
士別軌道 日野RE140
士別軌道の旧カラーのワンマンカー。北海道というと、長尺ワンマンカーが多いというイメージです。これは他社にも言えることですが、今では人口減少の進んだ地区では、かつての輸送人員の多かった時代を偲ぶことができます。
年式は1973〜76年。
(ストリートビューによると2018年6月〜2022年6月の間に撤去)