バス廃車体全国版
北海道(道北)1(道北バス)
旭川市に本社を置く道北バスの廃車体です。道北バスは、戦時統合でこの地域のバスを合併した事業者ですが、戦後に一部を旭川電気軌道に譲渡し、現在でも旭川市は2社での運行となっています。
廃車体
撮影:北海道(2024.6.8)
道北バス 日野RB10P(1963年式)
天窓付の前ドア車。金産ボディで後面窓が3分割なので、このボディでは初期スタイル。
道北バスの子会社の層雲峡交通が購入したものの、同年中に道北バスに合併しています。層雲峡の風景を車内から見るため、天窓が最も活きる環境で活躍できたバスです。
廃車体
撮影:北海道(2024.4.26)
道北バス 日野RB10P
天窓付の前ドア車。系統幕付なので路線バス。層雲峡の風景を楽しむための天窓バスでしょう。
廃車体
撮影:北海道(2024.10.11)
道北バス 日野RE120P
道北バスでは天窓付の前ドア車を引き続き金産ボディで導入します。やはり系統幕付で、前ドア脇にはワンマンスピーカーがつきます。
廃車体
撮影:北海道(2018.7.22)
道北バス 日野RB10P
撮影:北海道(2018.7.22)
天窓付の前ドア車。デラックス観光バスですが、乗合に使われており、「定期」の文字や「整理券ワンマン」のプレートが残されています。
車番は146。恐らく1964〜65年式と思われます。
ほぼ見ることのできない天窓付の車内も覗かせていただきました。展望と採光のための天窓は、客席から見上げる位置にあり、荷物棚もちゃんと天窓を避けて設置されています。
撮影:北海道(2018.7.22)
廃車体
撮影:北海道(2016.6.11)
道北バス 三菱K-MP118N
田んぼの脇に置かれた道北バスの廃車体。休憩所でしょうか、物置でしょうか。
道北バスが神奈川中央交通から譲受した車両で、1980年代初期の冷房車。テールランプが角形2灯になっています。
廃車体
撮影:富良野市(2016.6.11)
道北バス 日産デP-U32L(1986年式)
鳥沼公園の脇にたたずむ廃車体ですが、車体にはペイントアートが行われ、木の根によりかかるキタキツネが描かれています。
周囲にはベンチも置かれており、休憩施設となっていた模様です。しかし、現況の状態はあまりよくありません。
西武バスから道北バスに移った車両でしょうか。
(ストリートビューによると、2023年9月時点で撤去済み)