バス廃車体全国版

愛知県5(名古屋市交通局1・・・三菱)

愛知県内にある名古屋市交通局の廃車体です。ここでは三菱ふそうの車両をまとめます。
一部に隣接県のものもあります。

廃車体
名古屋市営バス

撮影:Kj様(愛知県 2025.3.25)

名古屋市交通局 三菱MR470

屋根下の室内に置かれた三菱車。車番はFR-105

廃車体(愛2い279)
名古屋市営バス

撮影:Kj様(愛知県 2025.3.25)

名古屋市交通局 三菱MR470
名古屋市営バス

撮影:Kj様(愛知県 2025.3.25)

建物にビルトインされ、全容がよく分からない廃車体。車番と前面窓の形状から型式を推察しました。
車番はFR-122

廃車体(愛2あ2894)
R470

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2021.10.9) 

名古屋市交通局 三菱R470(1962年)
名古屋市営バス

撮影:Kj様(愛知県 2025.3.25)

前面窓の縦寸法が小さい三菱ボディ。後面窓は2枚ガラスです。車内のロングシートも健在とのこと。
三菱のこのタイプの前照灯は、霧灯とセットで凸状になっているのが普通ですが、この車両はボディと面一で、かつ霧灯の位置が外側にあります。
車番はFR88

廃車体
MR470

撮影:S-507様(愛知県 2014.5.25) 

名古屋市交通局 三菱MR470

名古屋市交通局の三菱ボディ廃車体。1964〜67年の間のボディスタイルですが、ヘッドライト4灯なので1966〜67年製。おでこの丸いこのスタイルは、前面窓の彫が深いのがよく分かります。
側面が見えませんが、似たような他の廃車体と同じ型式の前中引き戸だと思われます。この時期の名古屋市では、ワンツーマン車としてこのタイプの車両を導入し、当初は車掌乗務で使用していました。(注1)
(Kj様によると、2020年7月現在、撤去済み)

廃車体
MR470

撮影:S-507様(愛知県 2014.5.25) 

名古屋市交通局 三菱MR470

上の写真で左端の方に側面が見える廃車体がこちら。建物と一体化しているようです。
上の写真で前ドアの次位に2枚のバス窓があり、その次に戸袋があるのが見えますので、前中引き戸車であることが分かります。
赤帯のワンマンカ―塗装ではありませんが、最終的にはワンマンカーとしても使用されたようで、前面下部には「ワンマン」の表示板差しがあります。
(Kj様によると、2020年7月現在、撤去済み)

廃車体
MR470

撮影:S-507様(愛知県 2014.5.25) 

名古屋市交通局 三菱MR470

同じ地域に同じ車両の廃車体がまとまって存在するということは、よく経験することですが、これもその例に漏れず、同型車。
この写真を見ると、窓の数から長さが分かりますので、型式はMR470でまず間違いないでしょう。
(Kj様によると、2020年7月現在、撤去済み)

廃車体
MR470

撮影:Kj様(愛知県 2015.1.9) 

名古屋市交通局 三菱MR470
MR470

撮影:Kj様(長久手市 2015.1.9) 

同形車と思われる廃車体が同じ地域にまとまって存在するというのも面白い話です。
前中引き戸、前照灯4灯という点でも、他の3両と同型と思われますが、塗装の退色はこちらが一番進んでいるようです。
(Kj様によると、2020年7月現在、撤去済み)

廃車体(名古屋2う2352)
MR410

撮影:畦道ノスタルジィ様(愛知県 2020.6.21) 

名古屋市交通局 三菱MR410(1970年)

採石場の跡地だという場所にある名古屋市交通局のワンマンカー。前後扉で、前面にワンマンカーを示す行灯が取り付けられています。
車番は、ワFR-88です。

廃車体
名古屋市営バス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2020.5.2)

名古屋市交通局 三菱MR410
名古屋市営バス

撮影:畦道ノスタルヂィ様(愛知県 2020.5.2)

名古屋市営バスの三菱車。後面のエンジン通気孔が3個あるので、1973年以前。

廃車体
MR410

撮影:畦道ノスタルジィ様(愛知県 2020.5.30) 

名古屋市交通局 三菱MR410(1974年)

こちらは、後ろドアが引き戸になった前後ドア車。この時期までは、側面の方向幕は、前から2番目の窓にあったようです。恐らく、運転席からの左方確認のためだと思われます。
後面のエンジン通気孔の数が減ったのは1974年からで、翌1975年には三菱ボディはサッシ窓標準になっているので、1974年製と思われます。

廃車体
MP107K

撮影:Kj様(みよし市 2015.12.3) 

名古屋市交通局 三菱MP107K(1979年)
MP107K

撮影:Kj様(みよし市 2015.12.3) 

1989年の世界デザイン博のラッピングやステッカーの残る廃車体。
リアには、短期間に終わったMをデザインした三菱のマークがついています。右の方には、四角い「バス優先」の電光表示器もあります。
車番はF-51です。年式は推定。
(撮影者によると、2018年4月に解体)

廃車体
MP107K

撮影:ぽんたか様(豊田市 2015.4.11) 

名古屋市交通局 三菱K-MP107K(1981年)

大型方向幕を導入した名古屋市交通局の三菱車。車番はF-99とのことです。
前中引き戸の標準的な仕様ですが、ドア側には落書きが始まっていますので、こちら側の画像だけをお見せします。
(Kj様によると2018年3月現在撤去済み)

注意事項
本ページは、「廃車体は文化遺産である」という趣旨によって作成しております。当サイトを訪れる方は、この趣旨を御理解いただける方だと思いますが,万が一,本ページの悪用による廃車体への損傷等があった場合は,本ページ及び関連する事項は即刻削除いたします。
(注1) ぼんたか様(掲示板2014.6.28)によると、ワンマンカーの塗装は赤帯のため、この車両はワンマンカーではないとのこと。
(注2) 満田新一郎(2006)「昭和40年代バス浪漫時代」(P.79)によると、名古屋市交通局では、1962年から人手不足による無車掌運行可能なワンツーマンカ―を導入、ワンマン専用車は1968年からの導入とのこと。
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