入門

帝国自工→日野車体(観光バス)

ボディ 1960年代〜70年代にかけて、観光バスは路線バスのバリエーションとして製造された側面が強く、これが1980年代に入る頃から分離して行った傾向にあります。これはボディについても同様で、路線バスの前後の窓をルーフラインまで大型化し、側面をメトロ窓にしたものが観光ボディの基本でしたが、徐々に観光バスとしての独自性を持ったスタイルに変わってきています。
帝国自工は、路線バスの前後を大型窓にしたタイプと高速バス用ボディの流れを汲む傾斜窓のタイプを並行生産するという構成で、外観に変化がないまま1975年に日野車体工業に合併します。その後、1977年に他メーカーに先駆けてスケルトン構造のバスを世に送り出し、観光バス業界に革命を起こしました。1980年代にかけて、各メーカーが窓の大きい角張ったバスの開発にしのぎを削るきっかけを作ったのです。

1967−1982

1973−1982 セミデッカー
1978−1982 フルデッカー
1978−1982 ミドルデッカー
この時期のマスクについて
1960〜80年代の帝国自工、日野車体では、同一の基本スタイルでの生産を続けていましたが、マスクの形状には若干変化があり、顔つきで大まかな製造年代を見分けることが出来ます。
また、これらには複数のバリエーションがあり、グレードなどでも使い分けられていたようです。

丸型ベゼル
マスク 1960年代から1970年代前半に掛けて見られた丸型のライトベゼルと社名表示窓を一体化したマスクです。

角型ベゼル
マスク 同じく1960年代から1970年代前半に掛けて見られたマスクですが、角型のベゼル(初期にはオーバル形ライト)を配置したため、両脇が角張っています。

吊り橋状
マスク やはり1960年代から1970年代前半に掛けて見られたマスクで、角型のベゼル(初期にはオーバル形ライト)を吊橋状の飾りで結び、社名表示窓(方向幕)をその上に配置したもの。

吊り橋状(傾斜窓タイプ)
マスク 吊り橋状のタイプの中で、正面傾斜窓のボディにはこの形が用いられていました。

1970〜80年代タイプ
マスク 1973年頃からシャーシの一部モデルチェンジとほぼ同じくして登場したものは、彫りの深い存在感のあるマスクになりました。

1970〜80年代タイプ(釣目状)
マスク 上記と同じく1973年頃から登場したものの一つで、両サイドを釣り目状にしたタイプ。富士重工製ボディのものとよく似ています。
国鉄バスに用いられたものをベースとしていると思われます。

1977−1985 スケルトン・ブルーリボン

1985−1990 ブルーリボン

1985−1990 グランデッカ
1986−1990 グランシアター
1987−1990 グランジェット

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