入門その頃のバス

エンジン通気孔のメーカー別特徴

シャーシ 後面の通気孔がなくなったのは1980年代に入る頃で、それまでは大きな網の窓がありました。この位置、大きさ、形によってシャーシメーカーを見分けることができました。
ここでは、通気孔配置の代表的なものを挙げ、メーカーを見分ける方法の初歩を解説します。なお、年式や仕様の違いなどで、必ずしもこのルールに当たらない例もありますが、例外的なものは除外します。

いすゞ自動車

主に左側に通気孔があるのが、いすゞ車の特徴です。
BA系(1978年まで)
BA系

左側に1ヵ所。
(丸型が標準ですが、川重車体製は初期を除いて角型になっています)


BU系(1975年まで)
BU系

左側に1ヵ所、中央・右側に小さいもの。
中央・右側の通気孔の形状は、ボディメーカーなどにより異なります。
1975年以降は、通気孔がなくなりました。
(観光用BH系などは配置が異なります)


日産ディーゼル工業

主に右側と中央部に2個の通気孔があるのが、日産デ車の特徴です。
4・5・6R系・U系(1976年まで)
4R系

右側と中央に2ヵ所
(日野RCと似た配置ですが、縦寸法が大きいのが特徴です)
PR系(1970〜73年)は、4R系と左右対称の配置です。


U系(1976年以降)
U系

右側に1ヵ所
(日野RCと似た配置ですが、縦寸法が大きいのが特徴です)
観光用RA系などは配置が異なります。


日野自動車工業

主に右側に通気孔があるのが、日野車の特徴です。
RB系(1961〜1967年)
RB系

右側に1ヵ所、中央に小さいもの。


RE/RC系(1967〜1979年)
RE系

右側に1ヵ所。
1979年から通気孔がなくなりました。
観光用RV系などは配置が異なります。


RC・RDの一部(1967〜1979年)
RC系

右側、中央に2ヵ所という配置の車両もあります。RCの場合は、ターボ付の車両がこのような配置でした。
また、一部のRE/RCで後ろ扉が引き戸の場合に、側面の通気孔が設けられないため、後面が2ヵ所になるというケースがありました。
9m車のRDは1975年まではこの配置で、1975年以降は1個に減りました。
1979年から通気孔がなくなりました。


三菱自動車工業

当初は3ヵ所の通気孔が三菱自動車の特徴でした。
MR系(1974年まで)
MR系

左・中央・右に3ヵ所。
1974年以降は、下のMPに近いものに変更されました。


B系・MP系(1974年以降)
MP系

右に小型のもの。
年式やボディメーカーにより、複数形状があります。
観光用MS系などは配置が異なります。


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80s岩手県のバス“その頃”