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路線バスの行き先表示窓

ボディ 路線バスにとっては、経由地や行き先などを表示する行き先表示器は不可欠な装置です。行き先表示器の主流となるのは、コマ毎に文字の書かれた布(後にビニル製に)を巻き取り器により動かすタイプで、通常「方向幕」と呼ばれます。
「方向幕」は事実上、前、横、後ろの順で優先順位が高いようで、ほとんどのバスに前の方向幕はありますが、後ろの方向幕はない車両が少なくありませんでした。また、横の方向幕は、多くのバスについていますが、その位置には色々なバリエーションがありました。また、1980年代に入る頃から普及し始めた「大型方向幕」についても、バス事業者によって導入には温度差がありました。
これらのバリエーションは、徐々に統一化が進み、車両仕様の統一化、バリアフリー法の施行、LED式行き先表示器の普及などにより、2000年代にはほぼ統一され、ユーザーによる違いを楽しむことはほとんど出来なくなっています。
(注1)

前面の行き先表示器

大きさの分類
配置による分類
行き先表示のみ
系統幕つき
表示窓3枚
観光タイプ

側面の行き先表示器

大きさの分類
配置による分類

後ろ面の行き先表示器

方向幕なし
方向幕あり
系統幕付
大型サイズ
下部に取り付け

特殊な系統番号表示

ワンマンバス関連表示

ワンマン表示灯
出入口表示
前面のワンマン・乗り方表示
(注1)
厳密には、バス車体に「行き先表示窓」があり、その内部に「行き先表示器」を取り付け、そこに布製またはビニル製の「方向幕」を取り付けて行き先を表示することになります。2000年代に入って普及したLED式の場合には、その「行き先表示器」の部分にLEDの表示部分が内蔵されており、「方向幕」に相当する別パーツはなくなりました。
一般的には、この「行き先表示窓」も含めて「方向幕」と呼び、さらにLED式については幕が存在しないにもかかわらず「LED方向幕」などと呼んでいます。このような呼称に違和感を感じますが、一般化している用語でもあり、本稿においても「行き先表示窓」を示す用語として「方向幕」という用語を使います。
(注2)
梨野舞納様(当サイト掲示板2017.12.7)によると、元々は左から[系統番号][起点][終点]という使い方をしていたものの、合理化により[系統番号][起点-終点][不使用]となったとのことです。

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