否定文の作り方。
否定文とは、「〜ではない」「〜しない」という文のことです。以下にルールをご説明します。
〜be動詞の否定文の作り方〜
be動詞を用いた文を否定文にするには、be動詞の直後にnotをつける。
〜一般動詞の否定文の作り方〜
一般動詞を用いた文を否定文にするには、一般動詞の直前にdo notをつける。
では、例文で見てみましょう。
(C) |
彼女はリンゴではありません。 |
(D) |
私は車を持っていません。 |
(E) |
あなたのお父さんは英語を教えません。 |
まず(C)からです。
まずは、否定の意味を外した普通の文章(肯定文といいます)を書きましょう。「彼女はリンゴです。」ですね。
作り方を忘れた人は、左側のメニューから「英語の文章の作り方」を選び、復習してください。
あのルールはしっかり覚えてください。7つのルールと、be動詞と一般動詞の区別の仕方とbe動詞の使い方のすべてを完全に覚えてください。とても大切です。
(C) |
彼女はリンゴです。She is an apple. |
肯定文は、このようになりましたか。be動詞の文章を否定文にするには、be動詞の直後にnotをつけます。
解答は
(C) |
彼女はリンゴではありません。She is not an apple. |
次に(D)です。
肯定文から書きましょう。「私は車を持っています。」ですね。一般動詞の文章です。
(D) |
私は車を持っています。 I have a car. |
一般動詞の文章を否定文にするには、一般動詞の直前に do not をつけます。
解答は
(D) |
私は車を持っていません。 I do not have a car. |
最後に(E)です。
まずは、肯定文から書きましょう。「あなたのお父さんは英語を教えます。」です。一般動詞の文章です。
ただし、ご注意ください。この文章の主語は「あなたのお父さん」です。
先ほどご説明した
3単現のsのルールが適用されます。
(E) |
あなたのお父さんは英語を教えます。
Your father teaches English. |
この文章を否定文にするには、3単現のsのルールDが適用されます。
一般動詞を用い単文を否定文にするには、一般動詞の直前に do not をつけました。主語が3人称単数で時制が現在の時には、そのdo が doesになります。そして、中の動詞、ここではteachesが元の形、つまり3単現のsが適用される前の形のteachに戻ります。
解答は
(E) |
あなたのお父さんは英語を教えません。
Your father does not teach English. |
注意!! 短縮形について
「do not なんて使わないよ don't だよ。」
確かに、実際の英文ではほとんど短縮形を使用しています。ただし、私はこの英語を学び始めた初期の段階では短縮形は教えませんし、また知っていても、しばらくの間は短縮形を使用することを禁止しています。
その理由は、以下の通りです。
子どもというものは、できるだけ簡単な考えないですむ道を選びがちです。(私もそうでした(^^))
そのため、その文章がbe動詞か一般動詞かも考えずに、やがて 「I ときたら don't だな」と考えるようになってしまう者です。「 I don't am a boy.」や「I don't a boy.」と勘違いする子も多いのです。
否定文ではありませんが、動詞をしっかりと考えずに「What's these?」「What's you study?」と書く人も多いです。
私の塾に途中入塾してきた子でそのように書く子をたくさん見てきました。その子達の英語の変な癖をはずすのは一苦労です。(^^;)
英語の基礎、特に主語と動詞の意識がはっきりとつくまでは、短縮形を使用するのを避けた方がいいと思います。
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目次
基本的な英文の作り方
どうやって英文を作るのでしょうか。最初に学ぶべきルールです。これだけでは、全然足りませんが、ここから英語の全てが始まります。
三単現のS
一般動詞の語尾にSがつく場合はどういう場合でしょうか。
否定文の作り方
〜ではありませんよ。と表現したい場合はどうすればいいのでしょうか。
通常の疑問文の作り方
相手に何かを質問する文です。「あなたはリンゴが好きですか」のように、「はい」「いいえ」で答える ことができる疑問文です。
疑問詞を用いた疑問文の作り方
上と同じく相手に何かを質問する文ですが、「あなたは何が好きですか」のように、「はい」「いいえ」 で答えられない疑問文です。
疑問詞が主語の文の作り方
「何が彼女をそうさせたのか」「誰がここに来ましたか」のように疑問詞そのものが主語になっている文です。
品詞(名詞・形容詞・副詞・前置詞)
これは英文法を理解する上での前提の知識です。これを意識するしないで、英語の理解が全然違います。
名詞が2度目
「この本は私の本です。」日本語では何も問題ない文章ですが、英語では同じ名詞を2回も続けて使用はできません。さてどうしたらよいのでしょうか?
助動詞
「勉強する」「遊ぶ」「いる」など動詞に「かもしれない」「できる」「しなければならない」などの意味を加えたい場合に使うのが助動詞です。
thereの用法
「数匹の犬が公園にいますす」など「〜があります/います」の時に使用する文法です。しかし、「私の犬が公園にいます」の時には使いません。その違いは何でしょうか。
”の”の使い方〜 'sと所有格
「この花の名前」や「私の父の名前」など「の」について勉強します。
ing(現在分詞・動名詞)
現在進行形とそれ以外のingとの違いがわからず泣いていませんか?
五文型
I found this easy book. と I found this book easy.の日本語の違いがわかりますか。五文型は大切な知識です。SVOCの順番を覚えるだけではありません。
時制(現在・過去)
「私は今日英語を勉強する」「私は昨日英語を勉強した」今現在と過去を表現するにはどうすればいいのかを学びましょう。
時制(未来)
「私は明日英語を勉強するつもりです」未来を表現するにはどうすればいいのかを学びましょう。
時制(完了)
日本語にはない時制です。「今現在がわかる過去形」と考えてください。
坪井英語塾