古やんのドイツ便り−2005
(Letter from Germany by Furuyan, 2005)

−− 2005.03.20 古やん
2005.12.28 改訂
[編集:エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)

 ■エルニーニョからの一言

 昨年から古やんのドイツ便りを随時連載して居ますが、ドイツから更に北欧へも時々主張する様で、スウェーデン(※1)からメールが届きましたので、それからご紹介しましょう。
 2月末に篠山で牡丹鍋を食って間も無く渡欧したので寒さには強いハズです。

区切り線。

 ■フランクフルトの赤線地帯・その1

  ◆3月17日

 今スウェーデンからです。昨日は快晴で、今日は吹雪いています。

    <...中略...>

 話は変わりますが、この土曜日(=3月12日)はドイツだったので、フランクフルト(※2)のディープと言われている繁華街に行ってきました。有名なエロスセンター(←スペルは Eros Center です。)を冷やかしに見学だけしてきました。別段変わりばえなく、結局やるところは、世界共通の雰囲気を醸し出しています。
 今度は、一発やってこようかと考えています。でわ!(←ヤバイ表現を「取り消し線」で消しました。シシ肉の効果が早速現れた様で、ムッフッフ!

 ■早春のスウェーデン

  ◆3月18日

 今スウェーデンからです。今日は雪が深々と降っています。こちらでは、が無いとなかなか買い物に行けませんので、日本から海外電圧対応(基本的に200V)の沸かし器を持って来ています。これで、インスタント食品等を調理したり、コーヒー・お茶(インスタント)を飲みます。
 お水は、そのまま飲まずに湯冷ましにしています。でも、なかなか冷めません。お湯を沸かし、粗熱が取れた後に、冷蔵庫で冷やしていましたがなかなか冷えません。今日、別の方法が浮かびました。冷蔵庫に入れるより、外に出した方が早く冷えます。外もマイナスで冷蔵庫より寒いです、でわ!(←いやあ、中々苦労してまんな、しかし冷蔵庫は”夏季限定”だと思ってましたが。

 ■ハナウより

  ◆5月2日

 元気にやっております。
 週末やっと爽やかな天気になりました。でも、昼間は夏場と同じ様な気温でした。

 ■フランクフルトの赤線地帯・その2

  ◆5月9日

 何とかやっています。先週の週末は、ほぼ真夏のような天気で、すかっと晴れて気温は27度まで上がりました。しかし、この週末は冬のようです。昼間で12度ぐらいで、雨がしょぼ降りめちゃ悪い天気。
 それとこの土曜日(=5月7日)は、中国人と韓国人がフランクフルトで反日デモをやるということで、なるべく近寄らないでほしいという御達しがきました。でも、とりあえずデモの終わりの時間ぐらいにフランクフルトへ行ったのですが、少し東洋人が多く思えるぐらいで拍子抜けしました。
                (>v<)

 このときの目的は、ドイツの風俗探訪でエロスセンターへ行ってきました。このエロスセンターと言うのは、アパート全体が売春窟で各部屋を女性が借り、”お商売”をしています。ドイツでは、管理売春は非合法で個人売春は合法なのです。
 それで、このエロスセンターの内部ですが、階段の脇に部屋がならんでいます。エレベーターが無いのでタイヘンです。
 部屋のドアが閉まっていると、使用中か空き部屋で、ドアが開いていると女性がそれぞれ扇情的な装いで立っていたりベットに寝そべっています。(←所謂”顔見せ”(※3)ですね、客は女性の容姿を見て選べる訳ですね。
 行った時間帯・建屋によるのですが、今回の所は、相対的に年増で人種は白人ばかりでした。
 部屋の中は、洗面所とベッドルームで、行為前後にはシャワーを使えません。料金は、20ユーロ(←05年のレートで約2800円)からでしょうか。基本的に「ちょんの間」(※3−1)です。英語が通じるかどうかは相手しだいです。
 次回また続編をメールします。でわ!

  ◆6月10日

 ここ2・3日結構寒いです。朝で7・8度で昼間で20度未満です。
 ところで、ドイツでの風俗探訪ですが、あれから毎週行ってました。結構”好きモノ”です。初回は、なぜかコロンビアで、次がフィリピーナで、次がチリ。せっかくのヨーロッパなのに、大陸以外と”やって”しまいました。
 でもこの土曜日が、ついにポーランド娘で、ここの娘がgoodでした。写真が無いので残念ですが、サービスも良かったです。(←どの様なサービスですか?)
 またこの週末も繰り出すつもりです。次はチェコ、ハンガリー、ロシアもいいですね?、やっぱり、金髪がいいかな!、でわ!

区切り線。

 ■エルニーニョからの二言目

 今年は以上です。古やんはレポートの中で、「ドイツでは、管理売春は非合法で個人売春は合法と宣って居ましたが、フランクフルトのエロスセンターは合法、即ち政府公認、即ち公娼、即ち日本流に言うと正に赤線(※3−2)です。今回は性風俗関連の”専門用語”をたっぷりと”お勉強”しましたね。
 それにしても、迫真の”突撃レポートでした。何処を”突撃したんでしょうか、フランクフルト・ソーセージ(※2−1)を持って突っ込んだのでしょうか?!、ムッフッフ!
 こうなるとフランクフルトのエロスセンターの写真を是非見たいですね、来年に期待しましょう。
    Auf Wiedersehen.   (^O^)/

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♪♪♪ つづく ♪♪♪

【脚注】
※1:北ヨーロッパ、スカンディナヴィア半島の東部を占める立憲君主国。1523年デンマークから独立。1814年ノルウェーを合併、1905年分離。社会保障制度が発達。面積45万ku。人口883万(1995)。殆ど全て新教徒。首都ストックホルム。

※2:フランクフルト(Frankfurt am Main[独])は、ドイツ西部、ライン川の支流マイン川下流に在る都市。14世紀から神聖ローマ帝国直轄都市として繁栄。ドイツの経済・交通の中心。ゲーテの生地。有名なフランクフルト・ソーセージの発祥地。人口65万2千(1994)。
※2−1:フランクフルト・ソーセージは燻煙ソーセージの一種。豚の小腸を用い、長さ10cm、やや太く作る。フランクフルトが発祥の地。フランクフルター。

※3:顔見せ(かおみせ)とは、娼婦を置く特殊料理店(←遊郭跡に多い)や風俗店で、客が予め娼婦の顔を見てから選択指名出来るシステムのこと。芝居の「顔見世興行」からの転用か。
 因みに、昔の遊郭で言われた「顔見世」とは、遊女などが初めて勤めに出る時、揚屋や客などを回って挨拶すること、で意味が異なる。
※3−1:ちょんの間(ちょんのま)とは、[1].ちょっとの間。短い時間。
 [2].遊里で、短時間の遊興。ちょんの間遊び。
※3−2:赤線(あかせん)とは、(警察などで地図に赤線を引いて示したことから)売春が公認されて居る地域の売春業。俗には、1946年の公娼制度の名目廃止後に、売春を黙認されて居た遊郭・銘酒屋など。1958年の売春防止法の全面実施で完全廃止。「―地帯」。←→青線。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>

    (以上、出典は主に広辞苑です)

●関連リンク
丹波篠山で牡丹鍋を食う古やん▼
2005年・丹波篠山牡丹鍋(The BOAR STEW of Sasayama, Hyogo, 2005)
シシ肉の効果▼
日本の肉食文化の変遷(History of MEAT-EATING in Japan)


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