東京大学法学部・大学院法学政治学研究科 大村敦志研究室

写真:モロッコの遺跡。ローマ法はアフリカにも及んだ。
法教育フォーラム
「留学生のための法律ハンドブックを創る」について
 「留学生のための法律ハンドブックを創る」(正・続)は、法科大学院において参加型=社会活動型の演習の第1弾として2005年・2006年に開講されたものであり、内容においては、2004年に学部で開講された「他者とともに生きる:日本の外国人法」に続くものです。

 このタイプの演習は以後も続いており、第2弾として2008年〜2010年に「子ども法プロジェクト(1〜3)」が開講されています。これらの演習の成果は、ウェブページではなく書籍という形で公表されています。3冊の書籍のうち、2冊には「メーキング編」が付されており、ゼミの活動の様子がよく記録されています。

 「外国人」「子ども」の後に来るのは「女性」「障害者」のはずでした。しかし、現時点では、これらについては予定を変更して、「比較人事法」を構想する通常タイプの演習を行おうと思っています。

 その代わりに、参加型=社会活動型の演習として「法教育への招待」を2013年度から開講することを予定しています。この活動成果については、別途、報告する予定です。

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外国人留学生のための法律ハンドブック 2005
外国人留学生のための法律ハンドブック 2006