HONDA NSX
Type R
FUJIMI 1/24

@ABCD
2004.04.03〜2004.06.13

2004.04.29

さてそろそろ問題のホイールにかかります。いわゆる16.5インチのこのホイール、それじゃぁ大きくしてみよう!ってことです。



日付は4/29としていますが、実際には3月中の仕事です(笑)

偶然なのか、モデルカーズ6月号に掲載が始まってしまった「吠えろ!!町工場!!」のホイール複製企画とかなり被ることになってしまったので、慌てて更新します(笑)

今回使用するのは比較的サイズも正確なアオシマさんの別売りホイールシリーズから、こちらの18インチを使用します。
選定理由は、リムに余計な彫刻が無くて加工しやすそうだったということです。

さっそくキットホイールのリム部分を切り取ります。この時注意するのは、直径が上がるのでスポーク部分はリムを残して切り取ります。
右が加工前のホイールで、この後メッキを落としてから中のスポークをすべて切り落として整形します。

こちらが加工後の両部品。
リム側のテーパーにあわせてスポークの形状も修正します。
なんか細かいとこは写真を忘れてますのでご了承願います(笑)

こちらが加工完了の写真。
見た目にかなり大きいですが、後ほど理由は説明します。



初めての複製。
模型を作るものにとって、最大にして最後の砦?に挑みます。
必要になるのは、シリコン、レジンキャストなどになりますが、詳細はモデルカーズに詳しく解説されていましたので割愛します(笑)
だから突然完成してます。

結論から言いますと、ワリと簡単でした。
まぁ材料(シリコン、キャスト)が高い(結局7000円くらい)こと、作業スペースが必要になる&結構汚れる(シリコンやキャストをこぼしたりする)ことを除けば、作業としては簡単でした。
シリコンの型を作る際に、空気抜き用の溝の作り方なんかは慣れが必要で、試行錯誤をした結果、型は3回ほど作り直してます(笑)


完成したものの比較です。左から、18インチ、17インチ、16.5インチとなります。
タイヤはすべてキットに入っていたものです。
17インチを作成するにあたっては、下の写真にあるようにアオシマさんのRS-WATANABEのホイールを使用しています。
おそらくこれが唯一と言っていいほど正確な17インチのホイールです。
他にもいろいろ探したんですが、これしか発見できませんでした。


今回正確な17インチのものを使用しなかったのは、レジンを使用すると縮むからなのでした。加工前19.5mmあったのですが、複製後は19mm程になってしまったので、結局18インチをベースに外径20mmのホイールを作ることになったのでした。



@ABCD

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