ロシアでの伝統工芸実演 2003 9
歴史のある国・ロシアでも日本の伝統工芸に対する興味は大変なものでした。
磯貝 實
―作品紹介―

かんざし―ワピン

茨布甲を生かした髪留め

ベッ甲の茶杓
おかげさまで平成21年度、東京優秀技能者(東京マイスター)知事賞戴きました。
鼈甲磯貝の代表であるとともに近年べっ甲細工の普及のため、都立大江戸高校では講師を務め、べっ甲業界ではリードする立場として活躍しております。
磯貝 實’S interview
問)べっ甲とはどんな素材ですか?
答)装飾品としては「色合い」「軽さ」 実用品としては「肌触りの優しさ」、長く使って次の代まで使えるような素材の持ち主。
(2008 4 27 OA 日本BS放送 匠の国ジパング)より
問)社会人になって一度ほかの職業に就職しましたね、それからべっ甲細工の道に入ったきっかけはなんだったんですか?
答)「自分が作ったものは自分で販売できて、自分が滅びても残っていく製品作りをしている人がいるんだ。それが自分の親だったんだ。そんなの勤めに出てわかった。こういう手仕事のものを喜ぶ人がいっぱいいるんだ。後世に残せるものを作れるんだ、と思って家に弟子入りという形でお願いしてはじめました。
(2008 匠の息吹を伝える 技と感性を競う匠三代〜べっ甲細工))より
問)べっ甲を作るときどんなことを考えていますか?
答)どういう方が使ってくれるんだろう?自分より後世まで残っていくんだろうな。と思って作ってます
(2008 4 27 OA 日本BS放送 匠の国ジパング)より 写真はべっ甲細工の普及のために行っている体験教室。
問)自分の弟子(三兄弟)にはどのような点に気をつけてに育てていますか?
答)最初から最後までできるように育てています。分業でやっていると一人になった時生活できなくなっては困ります。食べられる技術を身につけながら仕事をしていってほしいです。
(2008 匠の息吹を伝える 技と感性を競う匠三代〜べっ甲細工))より
「鼈甲磯貝」から
「ベッ甲イソガイ」にロゴ変更しました。また、
「
ベッ甲イソガイ―HP」がリニューアルしました。
(現在ご覧いただいているページの更新は2012年05月21日で終了いたしました。)
鼈甲磯貝