6/6/2017/FRI
くりはま花の国、神奈川県横須賀市
父は片目が見えないため出不精になった。ところが最近は体調がいいみたいで、日曜日の朝、「今日も出かけるか」と聞くと意外にも誘いに応じた。
前日に続いて天気がいいので、美術館は止めて屋外で楽しめるところを近い範囲で探した。見つけたのは、春はポピー、秋はコスモスが咲く植物公園、くりはま花の国。
公園にはよく散歩に行く。『庭』のために写真を撮りはじめてからは、公園や遊歩道で花をよく見るようになった。植物園のようなところはあまり行かない。
花を見て心が安らいだ気持ちになることを知ったのも、ごく最近。
この週末は快適だった。両親の家へ行くとつい呑む量が増えるし、夜更かしして映画を見たりしてしまう。その上で両親を連れ出してあちこち歩くと、帰宅したときに疲れ切ってしまう。
今回は、酔いはじめて心地よくなったところですぐに床についた。翌朝、Sleep Cycleを見ると快眠度98%。こんなに高い値は出したことがない。
つまり、問題は酒量ではない。時間と質。酒は必ずしも悪影響だけを与えるわけではない、と我田引水しておく。
酒よりも睡眠の質を悪くするもの。それはスマホやPCの液晶画面。寝る直前まで画面を見た晩はたいてい快眠度が50%程度と異常に低い。
最後にもう一枚。自宅近くのバス停で小さな場所にボランティアで花を植えている人がいる。一つ一つの花の下に名前を書いたプレートが差してある。
ここで発見があった。去年、六義園で花の周囲だけに花びらがある「くれない」という紫陽花を見た。てっきり、それから全体が花びらに咲くのかと思っていたら間違っていた。額紫陽花という名前で、周囲だけ花びらが咲く品種だった。
この週末は、いくつか花の名前を覚えた。「名もない花」が少し減った。
さくいん:横須賀