しかし、滝から流れるのは伏流水とした看板だが、滝(写真左中央&写真右下段)の上部によじ登ってみると、直径20cmぐらいのパイプがあり(写真右下上段)、ここから水が出てきている。ときどきゴボゴボと泡混じりで。これって湧き水??近くの沢(湧きだし口?)からパイプで引いてきたのか? 右上の写真は滝の上。水の中の2本の黄色いバンドがあるのがパイプ。 ともあれ、身支度を整え、林道を2−300m進む。ここから左手の登山道に入る。初めはやや急坂だったが数10mで平坦に。タムシバの白が良い。 写真左:提供Nさん ということは山腹の桜ではなくてタムシバだったことになる。そう思えば今は5月だものな。 途中で積雪期の標識である赤い荷造り用ひもを取り除いている人を追い越す。標識の位置からして、この辺りの積雪は1m以上なのかも。しばらくゆっくり登り下り。扇の手前で60m下って100m登る。途中に残雪がある。5−6分ほど楽しむ。 写真右:提供Oさん 山頂手前には見晴台。鳥取市が見えるはずなのだがもやってて見えない。 着いた頂には立派な避難小屋。2階には土足で入れないのであきらめたが、見晴らしは良さそう。氷ノ山側が開けていてよく見える。蝶を追いかける大きな網を持った集団が3名ほどたむろ。 山頂は2等点。氷ノ山が樹間に見える。 写真右:Nさん提供。 一人山頂を離れ散策。雪で曲がったであろうN字型のブナが何とも。山頂には約40分ほど滞在。もと来た道を引き返す。 山頂の関門=倒木 をくぐる。 気温が上がり、融けた雪で道がぬかるむ。まるで、♪雪が融けて♪川となって♪足元は♪滑りやすく〜、♪びちゃびちゃ道で♪ドロが跳ねて♪一張羅を汚すよ ほい。 途中のブナの天然林を通り抜ける頃、ほぼ同じ高さでいくつもの木が曲がっているのに一同気づく。雪によるものと皆んなして納得。 登山道途中から林道に出る。ここがうわさの高原野菜畑のはずだが、作付け前でなにも無し。結構ただっぴろい。少し下った小池では10〜15cmはありそうな蛙がばしゃばしゃ。この大きさだと食用蛙なのだろうが鳴き声が全く違う。 左写真提供:Oさん 何なのだろう。どうもヒキガエル(日本ヒキガエル)のよう。傍らのミヤマカタバミの花がを撮りつつ駐車場に着いた。 往復3時間 山頂での休憩40分を含む。 ここから今日の宿:智頭町までカーナビをセット。カーナビに従って道を進む。狭い林道を抜け、雨滝集落からは広めの道を快調に。捨石集落はダム工事でさらに快適。1年前の五木集落を思い起こす。ダム位置も良く判る。 さすが、カーナビ。20万分の1地図にもない道をしっかりナビ。で、途中懐かしい看板を見る。さて着いた智頭町、宿が判らない。駅前に出て道を尋ねる。もと来た道を引っ返して左折のはずが無い。もう一度同じ所を通る。そこでまた確認。すると、細い路地があり、そこを右に進み、ようやく着。15:10過ぎ。約1時間半のドライブ。 写真右:Oさん提供 智頭町:何でも鳥取藩の殿様が参勤交代の際に泊まる一泊目の本陣がある町。交通の要であり、結構にぎわっていたとの看板があり、観光客もちらほら。古い町並みがその目玉。宿で一息ついて、18時からの風呂と食事の前に町中散策。 町の観光案内図。KTさん提供。クリックすると原寸に拡大し、細かく読めますよ 智頭町出身の映画監督:西川克己の寄贈品を展示した「西川克己映画記念館(ウィキペディアにも載っている)」をのぞき込む。出入り自由。庭側にある窓もカギもかかっておらず開閉自由。で、開いて中の展示物を撮る。 映画に興味のない筆者は、山口百恵の伊豆の踊り子ぐらいしかわからないが・・・。 町中は杉玉があちこちに有り、その杉玉を作っている店も営業中。丸い形だけでなくフクロウ型も。 町興しで飾った杉玉。「フクロウ型の杉玉を作れるのはただ一人。」とあるblogに書かれていたっけ。 みんなの撮った智頭町の町並み、一挙公開・・・・の図 まずはKTさん提供 ついでNさん提供 つぎにOさん提供 最後は筆者。 漫画「夏子の酒」に登場した諏訪酒造(Oさん提供の写真参照)に立ち入り試飲。で、酒を買わずにミネラルウオーターを買う。さらに駅前まで出る。そこからの帰りに麦わら帽子を買う。夕方には降るはずの雨、なかなか降らず。明日の天気が気に掛かる・・・・。 写真左:夕食 写真右:朝食 今日の歩数 11000歩 HOME−−> 5/1那岐山へ −−> 5/2道後山へ−−> 5/3比婆・吾妻山へ −−> 5/4三瓶山へ−−> 山行一覧に戻る |