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比婆山 吾妻山 

5月03日

朝の食事はバイキング。4人4様のピックアップ。左上:Oさん、右上:KTさん、左下:Nさん、右下:筆者。 


筆者の生野菜ぎらいがはっきりする。

天候は昨日と違っていい感じ。行動食を求めて20kmほど南の西城(さいじょう)のコンビニに向かう。バイクツアーの楽しそうな連中がコンビニ前ではしゃいでいる。 
南側から烏帽子に向かうため、そこから5kmほど引き返し左手の細い道に入る。2車線になったり1車線になったりすれ違えないほどの道幅になったり・・・。
かなり奥までバス停がある。1日3便だが。そうこうしている中、登りにかかる。結構急で、エンジン音が高く唸る。それでも9:25過ぎ、立烏帽子の駐車場に着く。標高なんと1180m。今日の最高峰は1299mだからわずか120m弱。

北側の麓、六ノ原から続く管理道路は昨日の調査のとおり、やっぱり通行止め:写真右


駐車場でルート検討。近くにいた常連からルート提案&地図までもらう。
写真左:9:36発の図。                       写真右:20分ほどの登りで本日の最高点についてしまう。 


眺めも良く、快適な稜線を池の段に進む。写真左:左手の高見が池の段、写真右:山頂のプレート 左右ともKTさん提供

10:15すこーしのんびり。ここも遮るもの無し。三角点が有るはずだが結局見つけられず。

写真左:本日のコース:左側に吾妻山、右側に比婆山   左右ともOさん提供


150m下って越原越を10:35通過。そこからブナの南限という看板を見つつ同じぐらいの高さ分の登り返しが始まる。


最後は緩い上下を繰り返し、門栂(もんとが)につく。一位の大きな木だ。同じぐらいの大きさの2本の木があったのだろうが、左側は小さめ。 ↓ クリックで拡大1134*336 
画像

山頂まであともう一息。
すぐに御陵(比婆山)につく10:57。ちいさなほこらと大きな岩がぽつんとある。

岩の周囲をぐるっと回って見る。樹齢千年を越えた巨木7本に囲まれているそうな・・・。

写真左: 正面から、                      写真右:左側から。


写真左: 後面から、                      写真右:右側から。

ひとまわりしているうちに、みんなに先行される。烏帽子山との鞍部で追いつき、左回り道と右回り道にそれぞれ別れ、山頂に向かう。右回りがちょい早かった。ついた山頂は結構広め11:15。 写真右:KTさん提供

山頂北西の烏帽子岩と吾妻山。         広めの山頂でお弁当タイム。   
 
条溝石の案内があり、自然にできた溝が御陵を向いているのだとか。縦溝は確かに御陵を向いているがどうにも自然にできたのとは思えないぐらい。山頂で腹ごしらえして11:25出発。 



約200m下り、横田別11:47着。そこから大膳原に上がる。上がる道は樋状。上がりきると吾妻山が現れる。


吾妻山には直登する道が見える。
その大膳原をすごい勢いでやってくる10数人の高年パーティとすれ違う。夕食時再会する。

   高年パーティの図。


段々と傾斜がきつくなり、道もジグザグとなり、いつの間にか稜線に出る。12:23山頂に着く。三角点はあるが4等点。三角点には4面に文字があり。南側:四等三角点 西側:地理調 北側:007900 東側:基本 

あのまっすぐな道は???どうも牧場の石垣だった様。


眺めは、もやっててあまり遠くは見えない。またまた昼ご飯。昨日の草餅はさすがに固くなってきた。写真左:Nさん提供
眼下に休暇村と原池が見える。  写真右:KTさん提供

12:55出発。もと来た道を帰す。途中大膳原のキャンプ場に立ち寄る。水場はあるが、「生では飲まないように」とある。さて、朝下ってきた200mを登り帰す。ほぼ山頂近くに巻き道がある。
上下2本が有り、下側を偵察に向かう。3−4分ほど行くと沢筋に突き当たる。そこからさらに下っているのでどうも違う道と判断し、上手に見える稜線に向かって笹藪の中を直登。約2分で鞍部に着く。直ぐ脇に巻き道が見つかる。
そこに荷物を置いて、出発地点に戻りみんなと合流。下の道はいちおう通行止めの標識を作っておく。
比婆山に登り直し、14:16太鼓岩の標識の有るところで皆を待たせ見物に行く。手で叩くとボワンとかすかに響く。 

                                                手のひらが痛い。 

その先の産子の岩戸はまっぷたつに割れた岩に岩が挟かっている。今にも赤子を産み落とそうとする姿に似ていることからこの呼び名があると伝えられる。想像力のたくましさに感心。中が暗くて写らないので明るさ調整画を2つ追加

 
ここから来た道とは違う稜線へ抜ける案内標識があり、ぐるっと回って皆の背後からそっと近づく。一応驚いた様子。
歩くこと15分、14:42越原越まで戻ってきた。立烏帽子山に登らず駐車場への巻き道を選ぶ。沢には、パイプからほそぼそと水が出ている。詰まっているようだったので、ぶんぶん振り回し、Nさんに泥水を引っかけそうになる。おかげ?で泥がすっかり抜けてしまった。いい感じで開通。 写真左提供:KTさん

 
巻き道を進み、今度は千引岩で記念写真。  写真左右提供:KTさん

 
途中、今朝地図を頂いた集団とすれ違う。ミヤマカタバミを中判カメラで撮り合っていた。
15:12駐車場に帰着。行動時間5時間30分

足元を見ると靴底が口を開けつつあり、接着剤で補修作業に入る。コンビニで買ったビニルテープで補強。明日は持つだろう。だが、テープを切ったナイフを置き忘れた。オールチタン製で錆びないけれど切れ味悪く、結構良い値段だったのだが宿に帰着後に気づくようでは取りにゆくわけにもゆかず・・・・。
15:30頃駐車場出発し、16時過ぎ帰着。温泉とビール。明日の宿を決め、夕食に。

食堂は団体客でにぎやか。大膳原ですれ違った連中・・・。なんと都内からマイクロバスで来た連中。聞けば中国地方を西から東へ山の梯子。今日は吾妻山から比婆山縦走し、時間があったので道後山も。明日は那岐山、扇の山、氷の山だとか。翌日も6時には出発。元気印の塊。


部屋に戻り明日の戦略。山頂を2時間半で回れると思ったが計算違いで3時間半。苦情が出る。天候も下り坂で午後が危ないとの話。天候にもよるが東山麓のリフトを使って登りの時間稼ぎを図る計画とした。



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