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倶留尊山

名張駅前から青連寺川沿いに南下、柱状節理の断崖をちらちら見ながら香落渓を進み、朝8:36 ホオジロの
さえずりが迎えてくれる曽爾高原を歩き始める。亀山峠から眼下にトンビが舞うのを見る。

 
足元には茅の中に、関西たんぽぽ、わらび、いたどり、ゼンマイなどがあり、山菜取りのひとびとがうろうろ。

倶留尊山は私有地。で、入口に有る看板&監視?小屋。入山料500円なり。9:15払わずに通過
 

小屋の裏手にある二本ボソから望む倶留尊山。下って登り返しが結構くる。
 

   鞍部にあったしゃくなげ。

9:42−10:02 倶留尊山 山頂は小広い丘。山頂を示す看板がたくさんある。山頂から南側の二本ボソを
見る。
 

登ってきた道を返す。楽しい下りと登りが待っている。
  


二本ボソの監視小屋には人が居て・・・・。


 竃山峠を過ぎ、亀山の急登を登り。振り返れば二本ボソの向こうに倶留尊山が。
 10:52


今日は曇り空。でも5月の緑が良い。最後の5分で雨に降られたが、少し下った温泉で汗を流す。アルカリ
泉で体が温まるのとビールが効いて早々と着いた民宿(家庭そのまま)ではひたすら昼寝した。

本日の歩数:約10440歩(K氏の歩数)


 以下 ドアップで。

 

 以上時系列に葉っぱの開き加減を現してみました。 
 

以下  花特集。  あせび(馬酔木)   なし(梨)          さるとりいばら(猿捕茨、山帰来) 
 
さるとりいばら:西日本では若葉で餡餅を包むのに使います。柏餅のカシワの代用葉っぱ。
  
 左:キク科タンポポ属モウコタンポポ節カンサイタンポポ(2倍体) 曽爾高原
 右:キク科タンポポ属モウコタンポポ節カントウタンポポ(2倍体) 東京都中央区常磐橋から特別参加
 

  キク科タンポポ属 俗に言うセイヨウタンポポ   曽爾高原 駐車場傍。
  11:10


読む必要のない解説を。
出典:小川潔著(東京芸大助教授)日本のタンポポとセイヨウタンポポ

「ガク」: 正確には、花の黄色い部分(小さな花の集まり=小花、)の根元にある緑色の部分のこと。
「総ほう片」:花の黄色い部分1枚1枚をとよんでいる。 「頭頂花」 :ガクと花の黄色い部分を合わせてと呼ぶ。

「総ほう片」は2重になっていて、外側(下側の方)を「外総ほう片」、内側(小花に近い方)を「内総ほう片」と
よんでいる。この総ほう片の先に突起が有る(=小角突起)のと無いのがある。

日本タンポポは、「外総ほう片」が反っくり返っていないのが特徴。
外来タンポポは、「外総ほう片」が反っくり返っているのが特徴。

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日本タンポポの分類の仕方:新潟大 森田氏(1980年)

頭頂花の大きさ(大型、小型、中間)と小角突起の有無で分類。

小型&ほとんど突起なし →カンサイタンポポ
大型&ほとんど突起なし →エゾタンポポ
大型&顕著に突起あり  →トウカイタンポポ(カントウタンポポの亜種)

これらの中間型(中型&突起中型?) →カントウタンポポ。

正確な分類は 花粉の粒の大きさ、粒の中の中空の有無などで調べるそうです。
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下記のHPには詳細な説明と写真があります。(勝手にリンク)
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1351/index.html

全部見るのにまあ、30分はかかります。


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