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剣御前


2003年9月14日、奥大日を後に、もと来た道を帰る。途中で早朝ミクリが池付近ですれ違った一団と、またす
れ違う。別の一団:これは同じ市内の旗印を掲げていたりして・・・・・。 

来る時にも失敬したがウズコ、クロマメの木の実、白玉の木の実をまたも失敬。



ちょっと熟れ具合が今一だがそこそこ楽しめる。
すれ違った初老の夫婦連れに話すと、「3つもいただいてしまいましたのよ」と言われてしまった。違う人種だ。「美味しかったですか?」が精々の返事。 

さすがに「30−40は食べた」とは言えず・・・。

気を取り直して稜線を飛ばし、登りにかかる。写真右:室堂乗越の鞍部から見上げる別山乗越のピーク。 


ちょっと登っては岩に腰掛け眺めている人、スケッチブック片手にたたずむ人、などなど周りはのんびりムード。
振り向けば室堂の平原が一望、日の当たり具合、雲のかかり具合、緑と黄色の混ざり具合、噴煙の白、色とりどりのテント・・・・。

ゆっくりゆっくり登るのだが、ほとんど空身ゆえ先行者に追いつき追い越し。1時間ほどで剣御前の小屋に着いてしまう。11:15 

すこしガスが舞い始め、ほぼ水平道を北上し剣御前に向かう。 
登りらしき登りも下りもない道を行くと道の前方には岩ひばりが迎えてくれる。



さらにはハイマツの中からごそごそ音が。雷鳥が2羽。写真を撮ったが、時遅く、なにが写っているか判らない。 
1羽は岩の上方のハイマツの下、1羽は岩の右手の草の中、なのだが・・・・。


着いた山頂は小さな三角点が有るぐらいで誰もいない。またまた独り占め。11:46−12:08

 
さすが高山。膨れた甘納豆とチョコ。

来る途中、剣御前と剣山荘間は整備されて無く、通行不能とあったが、果たして?
足元のカールには道無き道無き道を下って行く二人づれ。だんだんとガスが増え、向こうの別山も時々隠れてしまう。
奥大日は見えたり見え無かったり。 剣はもうほとんど見えない。

と、通れないはずの剣山荘方向から5人連れがゆったり登ってきた。なんとか通れそう。結構長居をしてしまったので到着を待たずに向かいの別山に向かう。

途中で中高年の12名ぐらいの団体とすれ違う。「剣山荘までゆけますか?」「えー!大丈夫かな?」と思ったが、山頂にいるであろう「5人づれに聞いてください」と、下駄を預けた。


−−−−>9.14PM  別山    に進む
−−−−>9.15   一の越下山 に進む

−−−−>9.13   竜王岳    に戻る
−−−−>9.14朝  奥大日岳  に戻る


コースタイム:2003.09.14
     奥大日岳9:25-新室堂乗越10:24−剣御前小屋11:15〜20−剣御前11:46
          

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