1970年代奥の細道

1970年代奥の細道

北福岡駅前のバス停に並ぶ国鉄バスの後ろ姿。東北本線の列車到着を受けて、複数の路線が一斉に発車していきます。
帝国ボディと川崎ボディが互い違いに並んでいます。後面方向幕には「国鉄」と表示しています。
撮影:板橋不二男様(北福岡駅前 1977.3.21)


国鉄バスは岩手県内には、久慈、岩泉、北福岡、沼宮内、遠野、一ノ関の6営業所を展開し、中距離路線から観光路線、生活路線までを幅広く展開していました。もっとも、1970年代には盛岡金田一急行線や仙台盛岡急行線などが廃止となり、盛岡−久慈間の「白樺号」や盛岡−岩泉間の「竜泉号」が運行を開始するなど、世代交代が始まった時期でもあったようです。
ここでは、岩手県と関係の深かった青森県と秋田県の国鉄バスにも触れてみます。

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80s岩手県のバス“その頃”