「シャコンヌ」を初めて聴いたのはいつだったか。記録を見ると2002年6月に山下一仁演奏の「シャコンヌ」を聴いている。バッハ作品のなかで「一番美しい旋律」、もしくは「一番むずかしい曲」のようなフレーズを読んだ記憶がある。それまで、クラシック音楽にもバッハにも、たいして関心はなかった。
転職して図書館に近いところへ通勤するようになり、昼休みや終業後に図書館に立ち寄るようになった。その図書館にはCDをたくさんあった。最初に借りたのはアール・クルー。1,000円のワゴンセールで買ったコンピレーション・アルバムに"Catherine"が入っていて、とても気に入ったのでほかの曲も聴きたくなり、あるだけ借りた。
山下一仁が有名なギタリストであることは知っていた。でも、なぜ最初に「シャコンヌ」が入った「パルティータ第2番」を借りたのかは覚えていない。一聴してすぐに壮大で劇的な「シャコンヌ」の魅力のとりこになった。
それから、たくさんの「シャコンヌ」を聴いてきた。オリジナルのバイオリンも聴いたし、変わったところでは左手だけのピアノや尺八でも聴いた。
好きなのは、やはりギターによる演奏。そのなかでも、生演奏を聴いた山下愛陽が一番のお気に入り。私の知識と語彙では詳しく説明できないけど、テンポもアクセントの付け方も派手さはないものの、丁寧で滑らかに聴こえる。
舘野泉の左手だけによるピアノ演奏も素晴らしい。これもよく聴き返している。
以下、音楽ライブラリにある「シャコンヌ」をリストしておく。
- シャコンヌ~福田進一プレイズ・バッハ、福田進一、日本コロムビア、2000
- 無伴奏ヴァイオリンの世界、千住真理子、ビクター、2000
- The Baroque Album, John Williams, SONY, 1988
- Kaori Muraji Plays Bach、村治佳織、Universal、2008
- シャコンヌ:バッハ・チェンバロ名曲集、曽根麻矢子、avex、2014
- シャコンヌ、村治奏一、ビクター、2003
- BACH, Kyuhee Park(朴葵姫)、日本コロムビア、2024
- シャコンヌ、山下愛陽(YouTube)
- Bach: Chaconne - Baroque Lute Recital、佐藤豊彦、マーキュリー、1996
- シャコンヌ、小山実稚恵、SMJ、2013
- 風のしるし-左手のためのピアノ作品集、舘野泉、avex、2004
- 徹の笛/福原徹-「第3回福原徹演奏会」より-、福原徹、日本伝統文化振興財団、2007