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甲浦


高知市内から車で2時間半。沖の島や柏島よりはるかに近いのに高知の人はあまり見かけません。ほとんどが大阪方面から、先日廃止になった大阪南港発のフェリーを利用していました(2002年にフェリーが廃止なったのですが、その後は行ってないので状況はわかりません)。 この海へくるきっかけは buddy。 実はその近くの店を利用して潜ることになっていたのですが、buddy がロクハンを破ってしまい急きょキャンセル。 その帰りにたまたま寄った甲浦港でおらんくダイバーズをみつけ、じゃあ今度行ってみようということになったのです。

甲浦は防波堤で囲まれた内湾と外洋でおおきく景観が異なります。 内湾はヘドロのように細かい砂なので不用意に着底すると巻き上がった砂はいくら待っても底に落ちません。最初は砂を巻き上げてひんしゅくものでした。でも、みたことのない地味なハゼがいっぱいいました(名前はわすれましたが)。ウミウシなんかも豊富です。柏島ではみることのあまりないピカチューもここでは定番のようです。外洋はノーナシマしか行ったことがないのであまり詳しくはありませんが、10m ちょっとのところに根が3つくらいあってその周りを潜ります。あまり流れはなくどちらかというとイザリウオやネジリンボウ、ウミウシなど小物が多かったと記憶してます。

ハゼ

内湾にはこんなのもいました

毎年連休明けぐらいに行くのですが、目的はシロホシテンジクザメ。図鑑にものってないそうですが、ナヌカザメのようなやつです。以前中村宏治さんの撮影をTVでみたので是非みてみたいと思っていました。このサメは昼間は珊瑚の隙間の隠れて寝ており、夜になると出てくるそうです。甲浦ではナイト禁止のため、寝ているとことを見つけなければなりません。尻尾だけ出していることが多いのでなかなか写真は撮らせてくれません。シッポを引っ張っても奥へ入って行くだけです(よい子のみんなはまねしないように)。けれど、毎年この時期になるとこいつが見たくなります。2年ほど前にNHKの取材がありそのときちょうど居合わせた私たちはほんの数秒ですがローカルの番組に出演しました。

シロホシテンジクザメ

こいつはいつも穴の中にいるので写真は超とりにくい
ファインダーが見れず、ビデオライトを当てながら
適当にオートフォーカス、ストロボも手持ちです。

ここで使うレンズはほとんど 100mm マクロ。テレコンは使いません。シロホシテンジクザメなんかは24mm くらいがちょうど良いのかもしれませんが、持ってないのでズームの28mm側でいつも撮っています。私が行ったときはいつも透明度が悪いのでワイドはやったことがありません。

おらんくダイバーズではいつも福井さんがガイドしてくれます。カメラを持っている人も多いのですが、柏島のようにえげつない人はいないので私はちょっと気をつかいます。みんなが取り終わったあとにじっくり撮ろうとすると必ずはぐれてしまいますが、常習犯なので探しにきてくれません。まあ、そんなに流れることもないので、何とか自力でボートまで帰れますが。 すごいものが見れるわけではないのですが、手軽な海としていつも利用しています。

ハゼ2

沖縄でよくみるこんなのもいます



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