
大家好、我是「公主」。

……、はい?

……………………。

え? 何? えっ?

……、いえね。続きも中国語で喋ろうかと思ったんだけど、「餃子」とか「点心」とか「油淋鶏」しかでなかった、というオチなわけよ。

あぁ、パッと思いつく外国語ってやっぱり食べ物だよね。それにしても、餃子や点心はわかるけど、なんでユーリンチィなわけ?

思いついたのがそれなんだから、しょうがないじゃない。

まぁ、そういうもんかもね。…………、で、根本を聞きたいんだけど、なんで中国語?

うふふふ。それはね、3分間ネットワーク基礎講座・繁字版 in 台湾!!!!

…………、は?

はぁぁぁっ!! なにコレ? なにコレ!?

網路技術入門 3分鐘超圖解講座。出版は、旗標出版ね。

うわぁぁぁ、TLDが「tw」だっ!! マジですか、おね〜さん!!

冗談で作らないわよ。ちなみに、紹介ページはこちらね。

あぅあぅ。なんという……。

紹介ページにある文をExcite翻訳してみるとこんな感じ。
良い先生の教えはその上図解を超えて、永遠に入門する学習の万霊丹です!
当本は役の対話する形式で貫いて、「博士」は先生、補佐「阿網」がネットワークの門外漢なのです。「補佐の阿網」の質疑を通して、 および部分の問合わせを理解することができないことに対して、 奥深くわかりにくくて、或いは容易に掌握しない部分が更に明確なことを譲ります。
それ以外に、 大量の挿し絵と簡明でわかりやすいナレーションを使って、 無形のネットワークに象化を備えさせて、 更に理解を交換します。

あぁ、まぁ、大体言いたいことはわかるけど、「万霊丹」って何?

さぁ? なんかよく効くクスリってことじゃない? 「ネットワーク基礎の特効薬です!!」みたいな謳い文句ってことでしょ。

ははぁ、なんとなくわかるようなわからないような。あと、「阿網」って?

あぁ、ネットさんのことよ。人物紹介のページを写真撮ったわ。

「網路博士」「網路助手」。んで、通称?が「博士」と「阿網」?

そうみたいね。ほら、「呉下の阿蒙に非ず」だっけ。三国志の呂蒙さんの故事。それで、「阿〜」は「〜ちゃん」のニュアンスがあるらしいから、ネットちゃん?

「ちゃん」って、「坊ちゃん」とかそういう子供扱いしてる感じなわけだね。

中身はこんな感じ。

うははははっ、わけわかめ〜〜〜。

そうね、第18回の「IPアドレス(2)」のところ。最初のネットさんの科白は「で、博士? どこが『ネットワーク番号』で、どこが『ホスト番号』なんですか?」ね、たぶん。

ん、んんんんんっ、よく見るとまぁ、大体いってることがわかりそうな気がしないでもないよね。

私のコラムも写真撮ったりして。

「博士的女児」「公主」。「公主」って王女とか、皇女とかそっちの意味があるんじゃない?

中国だと「皇帝の娘」だわね。漢の衛青の、奥さんが武帝の姉で「平陽公主」だったわよね。

そこで例え話で、衛青を持ってくるところがおね〜さんのすごいところだと僕は思うよ……。

そう? 中を読むと結構面白い、というか。例えば、IPアドレスでクラスの大きさで電話番号の市外局番を例にとってるわよね?

あぁ、東京は「03」だから、1億の電話番号を持つことができるって奴だね。

そうそう、そこが「台北市」になってたりとか。JPNIC、JPRSの話をしてるところがあるけど、その後ろにTWNICのことが書いてあったりとか。

そりゃそうか。台湾の人に日本の電話番号の話してもしょうがないしね。

そうよね。あと、ビットって「位元」っていうのね。ルータは「路由器」とか。

英語の技術文書は読むし、技術用語が英語だったりしても別になんとも思わないけど、よくよく考えてみれば、こういう技術用語もその国の言葉になってるわけだよね。まぁ、日本はカタカナつかってそれですましてる場合が多いけどさ。

そうよね、なんか面白いわよね。…………それでね。ちょっとどうしようかって話なんだけど。

? なんか困ってるの?

いえあのね、著者献本でもらっちゃったのよ、コレ。10冊ぐらい……。

あ、あ〜。1冊は手元にあってもいいけど。

残りどうしましょ? プレゼントしてもいいけど、欲しい人っているのかな?

……それはなんとも……。
そんな一日。