柴橋市長と密接な関係の会社
       
岐阜市「道の駅柳津交流センター」
        
5年間 5,953万円で受託                   

             No.317
 「株式会社 チューキョー P&G」 が令和3年11月議会で、市長提案された「道の駅柳津交流センター」の5年間の委託管理を5,953万円で受諾する議案が、自民、公明党などの議員の賛成多数で可決された。

同社の代表者は柴橋正直市長の後援会の代表者を務め、市長の政治資金パーティーでは関連会社名で、平成29年3月13日に50万円、同年8月4日にも50万円を支払い、平成30年1月9日には代表者個人として100万円を「柴橋正直後援会」に寄付している。(政治資金収支報告書に記載) また、同社は平成30年の岐阜市長選挙で、柴橋正直候補のポスター、ハガキ、ビラ等の印刷業務も行っていた。

この問題については、令和3年12月2日の岐阜市議会代表質問で、無所属クラブの田中成佳議員が柴橋市長の政治姿勢について質した。12月8日の経済環境委員会で私は現在の指定管理費5年間5,456万円から、今回の受託費が496万円(9.1%増)も増額され5,953万円になった根拠などについて厳しく質した。さらに、12月13日の本会議で松原徳和議員が無所属クラブを代表して、反対討論を行った。


はっとり勝弘の苦言

 
ここがおかしい?!

柴橋市長が政治資金規正法に基づいて政治献金を受けることは、法的には認められるとしても、市長と密接な関係にある関連会社や、その代表などが岐阜市長に献金して、岐阜市の公共事業等を請け負うことについては、倫理的には問題があるのではないか?! と、市民の厳しい指摘がある。市民感情としても好ましくないし、市民の理解も得られないと考えます。

これは献金を受けた市長の政治姿勢が問われる問題である。

〝李下に冠を正さず〟市長には業務に精励して頂きたい。


                             2021.12.15


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