猫 69匹 多頭飼育
飼育環境崩壊
動物虐待の恐れ
No.311
岐阜市内の70歳代の夫婦が自宅で猫約69匹(令和2年6月末現在)を劣悪な環境で飼育している多頭飼育とネグレクトによる動物虐待の問題について、私は令和2年9月14日と12月3日の岐阜市議会本会議で質問した。 これに対して、中村健康部長は「個人のことで、個別の指導の内容については答えられない」などと言って、一般論を述べて飼い主を擁護するような消極的な答弁を繰り返した。 私はこの問題について、動物愛護団体のボランティアの女性から情報提供を受け、岐阜市健康部生活衛生課の再三にわたり指導するよう要請し、柴橋市長にも「動物の多頭飼育崩壊の行政指導について」申し入れをしたが、岐阜市は腰の引けた対応で一向に改善が見られず、その後も劣悪な環境で飼育されていて、猫は病気などで死んでいる。 ▽ 岐阜市保健所 具体的な指導なし ボランティアのYさんが、過日電話で直接、猫を多頭飼育しているHさんに岐阜市保健所生活衛生課から何らかの指導があったかと訊ねたところ、「特に何も言われていない」と証言されたとのこと。 結局、市の担当者は何度も飼い主のHさん宅を訪問しているが、猫の飼育について具体的な行政指導をしていない。やるべきことをやっていないことが奇しくも判明した。職務怠慢と慣れ合いの謗りを免れない。 何の為の訪問か?〝行って来た〟という実績を作る為の訪問なのか?!真意はわからないが、飼い主をしっかりと指導しないと猫の健康と命は守れない。 ▽ 「公文書公開請求書」提出 猫の多頭飼育崩壊いついて、私は令和2年9月28日、岐阜市健康部に動物愛護について、飼い主にどのような行政指導を行ったかの、指導記録の開示を求める公文書公開請求書を提出した。 これに対して、岐阜市長は、令和2年10月7日、公開を拒否するとの、公文書公開請求決定通知書を通知。 公開拒否の理由は、岐阜市情報公開条例第6条3の規定に該当する為として、本件公文書公開請求に係る公文書が存在しているか否かを答えるだけで、特定の個人の多頭飼育に係る指導に関する情報を公開することになる為としている。 こんな理由(屈)で公開を拒否するとしているが、結局、市は指導をしてないので記録が存在しないのではないか?! この決定に対し、私は令和2年10月9日に岐阜市に「審査請求書」を提出し、公開を拒否する決定を取り消し、文書の公開を求めた。 ▽ 「反論書」提出 さらに、審査請求人 服部勝弘は令和2年11月16日 下記のような「反論書」を提出した。
さらに、令和2年12月23日、私は岐阜市情報公開・個人情報保護審査会 会長 土田伸也氏に「口頭意見陳述申立書」を提出。 これについて、令和3年1月21日午前9時30分から、岐阜市消防本部4階にて口頭意見陳述を行った。 ※ 本件に於ける今後の取り組みについて(予定) ○ 令和3年3月定例岐阜市議会本会議において質問。 ○ その後、さらに厳しい対応をすることを準備しています。 2021.2.24 |
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