これは酷い!!
猫69匹 多頭飼育
飼育崩壊・動物虐待の恐れ
No.307
9月14日の岐阜市議会9月定例会の一般質問で、私は、岐阜市内の70歳代の夫婦が自宅で猫69匹、犬1匹の多頭を劣悪な環境で飼育している問題について質問した。 この問題については、動物愛護団体の女性から情報提供を受け、岐阜市の健康部生活衛生課に指導をするよう要請し、柴橋市長にも申し入れをしてきたが、市は腰のひけた対応で改善が見られず、改めて議会質問で飼育崩壊の実態を明らかにし、動物虐待の恐れがあるので、厳しく指導するよう質した。 ▽ 中村健康部長 評論家のような答弁 答弁に立った中村こず枝健康部長は、個人のことで、個別の指導内容については答えられないなどと言って、一般論を述べ、飼育者をオブラートで包み擁護するような、問題の本質をはぐらかした消極的な答弁に終始した。 今日、動物虐待は大きな社会問題になっている。 令和2年6月に改正動物愛護法が施行された。改正で「飼育密度が著しく適性を欠いた状態で愛護動物(犬、猫など)を飼育・保管して衰弱させる」ことが虐待と明示された。不妊去勢手術の義務化の改正と合わせて、多頭飼育崩壊が虐待にあたることが示された。 動物愛護精神と問題意識の欠如した岐阜市行政の怠慢は由々しき問題である。担当者は、この法の精神を肝に命じて、しっかりと指導する重い責任がある。このことを厳しく指摘しておく。 〝市民から怒りの声〟 9月14日の議会質問に対する中村健康部長の答弁を聞いた市民から、早速、私の方に「中村部長は動物愛護の精神が欠如している。なぜ厳しく指導出来ないのか」と怒りの声が寄せられた。 2020.9.16 |
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