格差3倍
岐阜バス料金値上げ
No.298
令和元年10月から消費税率が10%に増税された。 これに伴い、バスなどの料金も一斉に値上げされた。
同じ岐阜市内に居住していても、バス料金に最大3.3倍の格差が生じている。高いバス料金は、岐阜市郊外に居住する住民の大きな負担となってのしかかっている。 最近実施された芥見東地区の住民アンケート調査でも「バス料金が高い」「交通が不便である」といった意見が多く出されている。交通問題は郊外に住む住民の大きな課題であることがハッキリしている。 バスの運営は民間会社が行っているが、市民の足を確保するために、バス料金の格差是正と、市民のバス料金負担の軽減については、岐阜市としても何らかの対応を講ずるべきではないか。 12月5日の岐阜市議会本会議質問で、郊外に居住する高校生の高い交通費の負担軽減のために、市は一定の補助をすべきではないかと柴橋市長に質問した。 これに対し、市長はいろいろ理由を述べて、補助する意志のない旨の、他人事のような消極的な答弁をした。 一方で、こどもファーストを掲げている市長は、令和元年6月から新規事業として、市立保育所20ヶ所の使用済みの紙おむつの回収事業を開始。回収の業務委託料などの関連予算額422万4千円を計上した。 人気目当ての新規事業も、その財源は市民の皆さんの貴重な税金である。今後行われる新規事業については、必要性、費用対効果などを見極めて、市民目線で厳しく監視していきたい。 2019.12.9 |
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