えっ、税金投入
なんと50億円!!
岐阜駅西駐車場
No.297
平成11年度にオープンした岐阜市橋本町の岐阜駅西駐車場。建設当初、私共、岐阜市議会「無所属クラブ」は工事費が約52億2千万円(車1台当り建設費約837万円)と高額で、市の収支計画には無理があり、事業計画を見直して工事費を縮減すべきであると問題点を指摘し反対した。 案の定、オープン以来20年になるが利用者数は伸びず、収支状況は改善されていない。このため、市は毎年一般会計より税金を繰り入れて建設費の償還をしている。平成30年度も2億8千3百万円を投入。(この決算案については無所属クラブは反対したが、他の30議員は賛成。)これで一般会計からの繰り入れ総額は20年間の合計で約50億円になる。 駐車台数623台の駐車場経営に年間約3億円もの市民の貴重な税金を投入する岐阜駅西駐車場の経営は民間では考えられない。倒産である。効率の悪いお役所仕事の典型である。安易な事業計画が財政負担を招いている。失敗しても誰も責任を取らない。失政の後始末は全て市民の税金で処理する無責任行政。 こうした甘い事業計画を容認する議会・議員の責任も重大である。おかしいこともおかしいと言わず、疑問を持ちながら黙って賛成する議員が多数を占める議会は監視機能を果たしているとは言えない。慣れ合い市政が役所の無駄遣いの根元にあることは否めない。 2019.10.3 |
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