慣れ合い市政に喝!!
         岐阜市監査委員
          守旧派 柴橋市長
          
議会対策丸見えの不透明な人選
        
                       No.293

岐阜市の決算や業務内容について監査する監査委員事務局が市庁舎内にある。

9人の市職員が業務の携わり、これに4人の監査委員が係わって監査を行っている。

この内、2人の監査委員は市議会議員から選出される。

監査委員は市長が任命し、議会に人事案として提出され、議会の承認を受ける。

この委員の選出が不透明で慣れ合い市政の温床となっている。

役所の決算や事業内容について厳しく監査されることを嫌う行政側は、市民目線で行政を厳しくチェックする私共、無所属議員や共産党に所属している議員を避けて、監査委員に任命しない。

議会対策丸見えの不透明な人選を行っている。こうした岐阜市の時代錯誤の行政姿勢は長年続いている。中核市として恥ずかしい、おかしい話である。

年間2千数百億円の岐阜市の公会計は市民の貴重な税金である。市民目線でしっかりと監査して問題を指摘しないと、いつまで経っても行政の無駄遣いはなくならない。公会計故に、より厳しい目、立場での監査が必要であり、慣れ合い体質を改めるべきである。

これについて、私は平成30年発行の「岐阜市政だより」第95号で厳しく指摘している。

しかし、柴橋市長は令和元年5月24日開会の岐阜市議会臨時議会での議会選出監査委員選任を議会対策丸見えの市民目線と乖離した守旧の対応をした。

形骸化した議会選出の監査委員制度については、地方自治法の改正により、議員から選任される監査委員を必置から任意とすることが施行されたことにより、大津市議会では2018年2月に廃止された。

岐阜市も廃止して、議員以外の民間人から公募などで選ぶべきである。


                                          2019.5.25


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