岐阜市議会
          議員定数削減
            改革渋る多数派

                                                  No.244

昨年11月、岐阜市議会に岐阜商工会議所顧問の瀬川隆彦さんから「岐阜市議会議員の定数削減を求める」陳情が提出された。

一方、岐阜市議会活性化検討協議会(委員13名)は議員定数の削減を一つのテーマに議論を行っているが、定数の削減を求める積極的な発言をしているのは無所属クラブの私と市政ぎふ未来の松原和生議員の2名で、公明党・共産党・民主党系議員は現行(41名)でよし、他の自民党系会派の議員も異口同音に「検討・勉強しなければならない」などと言葉を濁し、削減を渋る発言が目立つ。

このまま時間を稼いで、定数削減を先送りするような姿勢がありありと感じられる。自らが身を切る改革を渋る議員が多数を占める岐阜市議会。これでは市役所の行財政改革を推進することは到底出来ない。まず、〝隗より始めよ〟と言いたい。

議員定数削減問題は国・地方議会を通じて共通の課題である。議員自らが身を切る努力をしないと国民の政治不信は払拭出来ない。

議会改革は役所の行財政改革の原点である。改革を渋り、問題を先送りすることはあってはならない。

 
                                               2015.1.7


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