議会質問にまともに答弁しない、出来ない
          曖昧な事業計画
            
高島屋南再開発ビル内の公益施設

                                                 No.243

高島屋南市街地再開発組合により、高島屋南地区に地上27階、高さ約100m、延床面積約34,000㎡の再開発ビルが平成28年度着工、同30年度完成の予定で計画されている。

岐阜市はこのビルの3・4階 約4,000㎡を公益的施設として購入し、事業展開する計画をしている。

この問題について、9月16日の岐阜市議会本会議で次の5項目について、佐藤哲也副市長に質問した。

   1.    市が本事業を進めることが柳ヶ瀬の活性化の起爆剤になるとのことであるが、その根拠は?
   2.    本事業に係る全体予算の見込額はどれほどになるか?
   3.    この事業に係る年間の維持管理費はどれだけかかるか?
   4.    この事業を実施した場合の費用対効果について、どのように見込んでいるか?
   5.    保留床3・4階4,000㎡の購入予定額はいくらになるか?

答弁に立った佐藤副市長は、公共施設の設置は柳ヶ瀬活性化の一つの起爆剤になると自信のない説明をしたが、具体的な答弁をしなかった。そこで再質問をしたが、まともな答弁はなかった。さらに再々質問で質問内容に答えるよう求めたが明確な答弁はなく、議論はすれ違いに終った。

この質問で奇しくも本事業計画が杜撰で問題の多いことが浮き彫りになった。初めに再開発ビルの一部を取得することありきで進んでいる主体性のない本事業について、私は「本事業を一度白紙に戻して考え直すべきである。」と不甲斐ない佐藤副市長の答弁に釘を刺し、質問を締め括った。
       

 
                                              2014.9.17


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