進まない
私道の整備
老朽化で環境悪化
No.217
岐阜市内には国が管理する国道と、県と市が管理する県道・市道がある。この他に個人若しくは会社等の団体名義で使用している道路、所謂私道が多くある。 国・県・市町村等の認定を受けている公道はそれぞれ所轄する役所が補修工事を行って維持管理をしている。 しかし、私道は道路舗装や側溝新設・改良等の本格的な工事は役所では行わない。施工するには関係住民等の一定の工事費の負担が必要となる。この為、古くなった私道の整備は遅々として進んでいない。こうしたことから、私道に隣接した関係地域住民から不満の声が多く出ている。 同じ固定資産税や都市計画税を負担していても公平公正な市民サービスを受けられない。これでは法の下の不平等ということになりかねない。これは古くて新しい問題であるが、未だ抜本的な解決に至っていない。 勿論、私道を公道として認定するには道路巾・道路の勾配等、一定の基準が定めてあることは承知のことではあるが、さりとて、このまま放置していてはいつまで経っても私道の環境整備は進まない。 困るのは市民である。この際、公(市)道認定基準を見直して、現状に即した柔軟な対応をする必要がある。 2013.5.1 |
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