約5千億円の米大統領選
オバマ大統領 再選
No.210
米大統領選は6日投開票され、民主党のオバマ大統領(51)が、減税や規制緩和など「自由競争の徹底」などを訴えた共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)を接戦の末破って再選を果した。 米国民は、景気と雇用が最大の争点の選挙で、経済再生の為に富裕層への増税、福祉の拡充など「公平な社会の実現」の必要性を訴えたオバマ氏を選んだ。 ところで、この選挙で使われた資金は民間団体の推計で60億ドル(日本円で4千8百億円)になると言われている。超大国の指導者、世界のトップリーダーである米国の大統領を選ぶ選挙運動資金は超桁違いの大金である。なぜこのように巨費を使うのか、使わなければならないのか疑問である。 因みに、米国の人口は3億1千万人。7人に1人は貧困層と言われているが、この選挙に要した費用を民主主義を築くコストと考えると、オバマ大統領が貧困層の底上げをして、中間所得層を増やす政策を実行し、国民生活の安定を図ることが重要な課題である。 日本も米国も選挙に膨大な金が掛かることは同じだ。何れにしても金の掛からない選挙制度を確立しないと良い政治が出来ないことは否めない。 2012.11.9 |
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