指名停止中の業者が落札
甘い行政対応に疑問の声
No.208
岐阜市から椛蜊K建築設計事務所が受注した「鶉小学校校舎増築及び鶉公民館建設工事実施設計業務委託」(契約期間・平成22年8月4日〜平成23年3月30日)の成果物である設計図書について構造計算の不備があり、建物が本来備えている安全性、耐震性能を満たしていないことが判明した。 これを受け、平成23年6月2日に公告していた同設計業務に基づく「鶉小学校校舎増築及び鶉公民館建築主体工事」に係る一般競争入札を平成23年6月10日に中止した。 このことは岐阜市競争入札参加資格停止措置要領第2条に定める、過失による粗雑工事等に該当するとして、岐阜市は椛蜊K建築設計事務所(岐阜市須賀1−6−14)を平成24年8月27日〜24年10月26日の2ヶ月間資格停止にした。 ところが最近、岐阜県警察本部が行った揖斐警察署庁舎耐震補強工事の実施設計委託(揖斐郡揖斐川町上南方4−5)の入札(10月18日)で、同社が落札していることが公表され判明した。 岐阜市が資格停止にした業者を、その期間内に入札指名したことに対して業界関係者から疑問と不安の声が出ている。 こうした甘い対応は如何なものか!? 2012.10.23 |
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