市職員OB再就職
天下りの指定席
抜本改革を!!
No.204
国や地方自治体には多くの外郭団体がある。これらの団体はそれぞれ国や市町村からの出資金・補助金・助成金等、名目はいろいろあるが、所謂公的補助を受けて運営されている。 国も地方もその見直しが求められているが、遅々として改革は進んでいない。しかもこうした団体の役員は、官僚や国・地方公務員退職者の天下り再就職の受け皿となっているケースが多くある。 ところで、岐阜市には現在13の外郭団体がある。この団体にはそれぞれ出資金・補助金等の公的資金が投入されている。しかもこれらの団体の会長・理事長・専務理事・常務・事務局長等の役員は殆んど市役所退職者、所謂OBが天下りして就任している。しかも指定席となっていて、長年に亘りOBが受け継いで就任している。 この問題について、私は以前から強く改善を求めて来た。 不況による就職難で苦しんでいる多くの市民。その市民感情を逆撫でするような市職員OBの市関係機関への再就職。そこへ市民の貴重な税金をつぎ込んでいる。この慣れ合い体質を変えないと税金の無駄遣いはなくならない。 この際、外郭団体の必要性を検証し、その存続を含めて抜本的な改革をし、市職員OBの再就職を見直し、一般に門戸を広げ、公募による採用も行うべきである。 2012.9.22 |
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