原爆も原発も同根だ
No.185
原子力の「平和」利用ということで、クリーンで安全な「夢のエネルギー」という安全神話の下に造られた原子力発電所。福島第一原発の事故によって、この安全神話は脆くも崩壊した。 多種多額の利権マネーによって原発を受け入れた地域の関係者は、この事故によって今何を思っているのか?! 悔やんでも悔やみきれない心境であろう。 原爆被爆国の日本が原発の事故による放射能の危険に侵されるという過ちを犯した。一方は戦争、もう一方は平和という名の放射能汚染であるが、その根源は同じで人間の苦しみに変わりはない。平和利用という言葉によって使い分けすることは出来ない。原爆も原発も危険極まりない。 原子力発電所はどのような安全対策を講じても絶対安全ということはあり得ないし、事故は必ず起こる。原発がある限りこの危険と不安は常に付きまとう。しかも、一度事故を起したら取り返しの付かない、想像を絶する大災害となり、多くの国民を苦しめ、財産をも失うことになる。このことは福島第一原発の事故で立証された。 それでも原発を継続し推進するのか、脱原発による新エネルギー政策に切り換えるべきか、答えはハッキリしている。 2011.10.20 |
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