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八ヶ岳バッジ
24 八ヶ岳

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冬山 残雪期 登山適期 冬山
 高山植物

 コース  美濃戸口 → 美濃戸 → 行者小屋(泊) → 文三郎道 → 赤岳 → 中岳 → 阿弥陀岳 → 不動清水 → 御小屋山 → 美濃戸口
ポイント(見どころ) 山のガイド

・長野県と山梨県の県境にある八ヶ岳は南北に約20km、東西に約15kmと裾野の広い山脈。

・八ヶ岳は赤岳を最高峰に、編笠山、西岳、権現岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、中岳などが連なるアルペン的な景観を持つ山。

・八ヶ岳は、多くの高山植物が密集して咲くのが特徴。

高山植物など 

コマクサ、ヤツガタケスミレ、キバナシャクナゲ、ウルップソウ、チョウノスケソウ、ミヤマシオガマ、イワウメ、オヤマノエンドウ、キバナシャクナゲなどの高山植物。

・標  高・・・・・・・2899m
・標高差・・・・・・・1956m


・登山レベル・・・・上級者向け
・コースタイム・・・10時間30分
・コース距離・・・・18.5km


・地図・・・・・・・・・1/25000図  八ヶ岳東部/八ヶ岳西部
山行日記  頂上付近の岩場が凍り決死の登山     山行日:1997年9月27日(土)〜28日(日)  メンバー5名

 今月は月始めから秋雨前線が停滞してぐずついた天気が多かったけど、我々が赤岳頂上をめざした時、一瞬にして快晴に早変わりし、この上ない幸運に恵まれた。
 赤岳は日本百名山NO64「八ケ岳」によると、昔は本格的な信仰登山が行われていたというが、現在ではそういう抹香臭い気分は微塵もない。むしろ明るくとても近代的である。

 赤岳頂上からの放射線状の展望は、本日は特に快晴とあって天下一品であった。どちらを眺めても眼下には豊かな裾が広がり、その延長線には富士山を始めすべての山が見渡せ、今までの山で最も印象深くなった山である。

 赤岳は昨年7月硫黄岳頂上から一望して、「来年こそは是非赤岳に」を合い言葉に期待した山で、今回は計画・天気・山容・眺望・スリル共に最高で、生涯忘れることのない一座となるに違いない。特に行者小屋から文三郎道を通じて赤岳頂上及び阿弥陀岳への縦走コースは急登岩場の連続で最もスリルがあり、我々中高年にとっては一寸の油断も許されない命がけのコースだった。

 しかも
早朝に西側から登った為、岩肌は霜がおり表面が凍っていた、滑らないように細心の注意をはらい決死の登山になった。しかし、頂上に着いたらさんさんと朝日が照り輝いて表面も溶けており、思ったよりも暖かかった。運良く風も弱く、頂上は360度のパノラマばかりでなく、快適な居心地で、ウロウロしていたら、あっという間に40分が過ぎていた。

 ハイカーの中では驚いたことに、小学1年生位の子供も含め、どこかの団体は45名という大所帯のパーティもいて、唖然としたものである。
 それにしても本日は緊張の連続であっただけに、無事下山できたことに対して、しみじみと充実感を味わった山行だった。 (行者小屋泊)

★ おつりのこないトイレ
行者小屋のトイレはポッチャン式、でも着地点まで10m位あるため、おつりがこないので安心して用が果たせると誰かが云っていた。そういえば洋式のしゃれた便座だった。

★ 期待はずれ
 行者小屋に到着後、個室に入り早速食堂で酒盛りを開始した。途中誰かが「酒の肴食べ過ぎると夕食が食べれなくなるよ」 しかし、夕食時「心配する程おかずでなかったね」 とがっかり。


アクセス

公共交通 : 往復 JR中央本線茅野駅 諏訪バス45分 \900 美濃戸口。 
           ※茅野駅からはタクシーもよく利用されている。 30分約5000
            バスは通年運行で、夏山シーズン中、1日5〜8便。

       
     諏訪バス茅野駅案内所 0266-72-2151  アルピコタクシー 0266-71-1181

マイカー  : 中央道諏訪南ICから八ヶ岳ズームライン・鉢巻道路経由で約10km。  美濃戸口に有料駐車場あり。

山の情報 : 茅野市役所商業観光課 0266-72-2101                           2004年7月作成