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頂上の石碑
21 三ツ峠山

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三ツ峠山
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冬山 登山適期 冬山
  高山植物
                  レンゲツツジ

 コース  三ツ峠登山口 → 三ツ峠山荘 → 三ツ峠山(開運山) →  御巣鷹山(往復)
ポイント(見どころ) 山のガイド

三ツ峠山は、河口湖の北東にそびえる甲府盆地と富士山北麓の間に連なる
富士山展望のカメラポイント。

・山頂部の、開運山、木無山、御巣鷹山を3座を三ツ峠山と呼ぶことが多い。(ガイドブックでは微妙な表現?)ピークは開運山(標高1785m)。

三ツ峠山は、富士山の展望台として高い人気を集めている一方、亜高山性の植物種が豊富で、春から初秋にかけて、多種多様な花を楽しめる山でもある。

高山植物
レンゲショウマ、ヤマホタルブクロ、シモツケソウ、ミヤマシャジン、オオバギボウシ、フジアザミ、ハクサンフウロ、マツムシソウ、ワレモコウなどが見られる。

・標  高・・・・・・・1785m
・標高差・・・・・・・710m

・登山レベル・・・・初級者向け
・コースタイム・・・3時間40分
・コース距離・・・・8.3km


・地図・・・・・・・・・1/25000図 河口湖東部
山行日記  富士山は雲隠れ 下界は視界良好   山行日:1996年4月21日(日) 晴のち曇 メンバー7名
東京地方は、桜の花も散り、いよいよ春爛漫の時期を迎えたが、本日は、気温も低く冬装備での出発となった。
昨日からの雨もすっかりやみ、からりと晴れた快適な山行と思われた。加えて中央線の車中では、富士地区に近ずくにつれ、雪をかぶった雄大な富士山が左側にくっきりと浮かびあがり、右側には、目的地の三ツ峠山の頂上がはっきりと見え、心もはずむ思いであった。

河口湖に到着早々バスに乗り込み、計画では三ツ峠山登山口で降りるところを、終点の天下茶屋まで行ってしまった。お陰で又車道を引き返すこと約25分、ロスタイムは足慣らしで良しとするも、全員が注意散漫は一寸情けない。

登山口から登り始めた三ツ峠山は、河口湖の北東にそびえる富士山の展望がすばらしい山で、さわやかなハイキングコースとして名高い、この山は、
木無山・開運山・御巣鷹山のピークを総称して「三ツ峠」と云われるが、三角点ピークは開運山(単独で三ツ峠山ともいわれる)。
東側には、壮絶な岩場があり、ロッククライミングのゲレンデとしても有名である。

ところが本日も、お目当ての
富士山は雲に隠れて全く見えず、残念無念、この前の金時山と同じで、我々には縁遠く「俺を見たけりゃ又出直せ」と富士山にあざ笑いされているようにさえ思えた。(上の写真は友人から提供してもらったもの)

頂上での昼食は、女性軍がお互いに持ち寄った、キュウイフルーツ・アスパラガス・柏餅・桜餅・いもがらの煮付・キュウリ漬け等々バラエティに富んだご馳走が、それぞれ日頃の偏食を解消するような特別メニューにありつき、有り難いものであった。
コースは、雪解けと霜どけが重なり、それこそ田んぼもどきの悪路に悩まされ、各人の靴は、泥だらけ、富士山は見えなかったが、
下界への視界は良く、左側に富士吉田市右側に河口湖を見ながらぐんぐん下りて、爽快な山行だった。

下山後、タイミング良く乗り込んだ富士急電車から見る窓の世界は、
東京より約10日遅れの桜が両側に満開、誰かが云っていたように、現代っ子流に云えば「超満開」まさに花電車のような気分であった。
しかし、頂上近くの桜は、更に10日以上遅れており、まだ蕾も小さく、高低差による、別の世界を見るようであった。
フィニッシュは、八王子で行った和気あいあいの、実りある反省会、思い思いの会話を楽しみ、本日の山行も無事終了。
最寄りの温泉:「河口湖温泉野天風呂天水」ホームページへ
アクセス

公共交通 : 往復 富士急行線河口湖駅 富士急バス25分 \730 三ツ峠登山口。
        ※三ツ峠登山口へのバスは、例年4月上旬〜12月中旬の土、日、祝日の運行。
         平日は別路線の三ツ峠入口から登山口まで徒歩1時間以上と距離があるため、タクシー利用が便利。
         所用時間:30分・約\4700。帰路のタクシーは行きの乗車時に予約する。

         富士急山梨バス吉田営業所 0555-22-7131  富士急山梨ハイヤー 0555-72-1231

マイカー  : 中央道大月JCT〜河口湖 ICから国道137・御坂みち経由で約15km
        特に駐車場として整備されいていないが、登山口付近の車道沿いに10台程度駐車可。

山の情報 : 富士河口湖町役場観光課    0555-72-3168                      2004年7月作成