二日目
翌日、地下鉄とバスを乗り継いで故宮博物院へ 先年,北京の故宮博物院を訪れたが,収蔵品の殆どは展示されていなかった。 それなら,かなりの文物が展示されていると聞く台北の博物院を見たいとかねがね思っていました。 近いのでついつい後回しになっていたのですが,ついに念願が叶う時が来た。 故宮博物院は、パリのルーブル、レニングラードのエルミタージュ、ニューヨークのメトロポリタンとともに世界四大博物館の一つに数えられている。 収蔵されている美術品は、銅器、陶磁器、玉器、書画、文具、象牙、竹器、彫刻、漆器、織物、書籍、経典など約70万点におよぶと言う。これらは5000年来の中国歴代の王朝から代々受け継がれてきた国宝級の品ばかりで、もともとは,北京の故宮博物院に所蔵されていたが、1949年戦火から守るために一部が台湾へ運ばれ、台中の霧峰に保存された。 その後1965年、故宮博物院の開館にともなって移されて現在に至ってる。 雨なのに、結構混んでいる。 中学生らしき生徒たちが説明を熱心に聞いているのに関心する。 すごい数の展示品に圧倒される。 特に漢代から唐、五代、宋、元、明、清の陶磁器展示コーナーは、凄い!すばらしい焼き物が一度にこんなに沢山見ることが出来るとかえって、見方が薄まってしまう感じがするくらい、凄い!凄い! 昼食は最上階にある喫茶室で休憩がてら饅頭とお茶で済ませる。 一日かけても見切れない! ああ〜疲れたあ〜 3Fから順に2F、1Fと観ましたが新石器時代、夏王朝、殷(商)王朝時代の遺跡の発掘品も圧巻であった。でも時間不足で、書のコーナーは駆け足鑑賞。 閉館時間間際までかかってしまった。たっぷり1日かけても見切れない。 しかし,つかれたあ〜 帰りのバスは,往路乗車した士林駅は通過せず1つとなりの剣譚駅に着いた。一瞬戸惑ったが駅名をみて納得。 ここから,台北二大夜市の一方である士林夜市が開かれる場所が近い。 ちょっと覗いて見たいのは山々なれど疲れているのであきらめた。
二人分の食事代,肉入り麺二杯と缶ビール1本でなんと550円。ちなみに昨晩の夕食は二人で1万3千円ほど。 まだ雨が降り続き早々とホテルに戻りBS1、BS2、NHKワールドで日本と同じ生番組TVを楽しむ。 |