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旅行記 3ページ

9/29(水) ナ  ポ  リ         

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 テルミニ駅10時27分発の列車でナポリへ向かうので,朝はゆっくりめに起きてゆっくり朝食を摂る。 
 
 ゆっくりついでに,一昨晩,すっぽかされたの「Air Port SHUTTLE 社」にもクレームしとかなけりゃ。
 電話をかけるがイタリア語でなんだか言っていてつながらない。何度かけても同じ,今度はローマ市外局番(06)をつけてダイヤルするとつながった。イタリアでは市内電話でも市外局番を入れなければいけないんだということが分った。NTTとは違うシステムなんだ。

 まあ それはともかくとして担当者に当夜の状況を言って文句をつける,帰りもホテルから空港まで予約しているが,これは大丈夫かと念を押しておいた。
 迷惑を掛けたことに対しては何の謝罪もなかった。


 ナポリへ

 テルミニ駅には10時前に着く,プラットホーム番号を確認してホームで列車の到着を待つことしばし,発車時刻が迫っているのに列車はいっこうに現われない。

  
げっ列車が大幅に遅れている!
  
 ホームの端にある案内板に 「ara effetiva 11:27」と表示されている。多分”実際時刻は11:27”と言う意味のようだ,つまり1時間遅れるということか?
 やれやれしようがないね!慌てず騒がず待つことにしよう。

 いつの間にかこの表示が11:37に変わっている(その後もdelayの表示が11:37→11:42と小刻みに増えていって最終的には11:57となった)。 

 イタリア語でアナウンスが繰り返されているが何を言っているのかチンプンカンプンだ。
ホームに待っている人たちが足早に引き返し,別のホームへと走って行く,多分この列車より早く着く便があるのだろうが,わたしらは待つことにする。
 地元の人でなさそうな人達のグループもあきらめたのか動かない。
 
  
怪しいおばさんあらわる!

 そのうち50歳代のおばさん風が
「英語しゃべれる〜?」って聞いてきた。
「ナポリ行きが遅れてるの知っているか,他の列車があるのでそちらに乗り換えたらどうか,ただしユーロスター(新幹線)だ」と言って,時刻表の前まで連れて行って説明してくれた。
 
「10:27のファーストクラスの指定席を持っているんだ」と言ったら「それじゃ待ったほうがいいわね」と言って去っていった。 
 随分親切な人もいるんだと感心したが,待てよ,うっかり話に乗ったら後で高額な謝礼を要求されるかもしれない。
 そんな話をどこかで聞いたことがある,ある!!
 
 
ヨーロッパの大都市のいくつかの中央駅構内ってのは,物乞い・たかり・ゆすり・スリ・かっぱらい・強盗・詐欺師・ペテン師などなど魑魅魍魎が徘徊する世界だ,用心! 用心!

  途中でトイレに行く。
 B1にあるトイレは有料,ゲートにボックスがあって70セントの表示がある。1コインを入れても戻ってくる,どうしたもんかと躊躇していると近くの人が
「あっちに両替機があるよっ」って教えてくれ無事小用を足す。
 いつも思うんだがヨーロッパを旅行するときは常に小銭をいくらか持っていることが必要だ。

 待つこと久し11時30分頃,お待ちかねの
IC521がようやくやってきた。周囲を見回して怪しい奴がいないことを確認して車内へ。
 ICはインターシティの略で国際列車であることが多い,この列車も多分スイスかオーストリヤ辺りから国境を越えてきたのだろう。
 国際列車は遅れがしばしば発生するようだ。国内の移動にはICを利用しないほうが良いという教訓を得た。
                              
乗車券(first class) ひとり 18$
                              座席指定&特急券 ひとり 11$

                                  *日本で手配したので$払い

  
サンドイッチ4個で20€ぼられ事件発生
 列車に乗り込んだらすぐにサンドイッチ売りがやってきた。
 同じコンパートメントのイギリス人夫婦二組が
買い込んでいる,わたし達は要らないと言うと,「ナポリに着く時間にはレストランは開いていないよ」との誘い文句に乗せられてふたつ(2個入り)もとめる。

 
「いくら?」と聞いても「こっちから貰う」という仕草で,財布を開けている妻の方を向く。
妻が10ユーロ札を出すと,
「Change Change」と言って50ユーロ札を指し示す。これを取り上げてから,お釣りとして20をバック,間をおいて更に10を返してきた。
 つまり,代金は20
ということ。
 えっ ちょっと高すぎるんじゃない チーズだけ挟んだ丸っぽいパン4個で2,600円だよ! 
 
 やられた! やられた! 妻が悔しがること,悔しがること
 
 でもパン自体の味は,まあまあ 不味くはなかったのが救いだった。
 
  
支払いをする時に高額紙幣の入った財布を人前に見せないことが肝要だ。
 町中では,わたしは財布を出さない。小銭をポケット2ヶ所位に入れておいて値段に応じてバラバラと取り出す,こうしておくと万一ポケットから掏られても小さな被害で収まる。
めったなことでは高額紙幣は取り出さないことにしている。

 
また,駅構内(停車中の列車内も含めて)ってのは,誰でも入ってこれる町中と全く同じだということ,改札があって乗客だけという日本の感覚でいると危ない目にあう。
 
 
妻も貴重な経験をしたと思えばよい。


 さて,列車はテルミニ駅を出発するとすぐ左手にローマ帝国時代の水道橋遺跡が見えてくる,沿線はぶどう畑,オリーブ畑,とうもろこし畑が続く,やがて緑の少ないはげ山地帯を南下する。
妻はいつもの通り居眠り三昧。
 
 この列車のトイレは,日本ではお目にかかれなくなった”線路落下方式”だ。
 国際列車なのにどうして?信じられない!
 
 ナポリに近づくにつれ山が遠くに退いて,沿線の風景がなんとなく明るくなった気がする。途中停車駅は,LATINA,FORMA,AVERSAの3駅で,午後2時過ぎおよそ2時間近くの遅れでナポリ中央駅に到着。
 
 列車の遅れとサンドイッチぼられ事件はあったがおよそ2時間の快適な移動時間であった。

          ナポリ中央駅

駅前は工事中でゴタゴタしている。
横断歩道がまったくなく歩きにくいこと夥しい。慣れてしまえばどうってことなかったが!
ローマから乗車してきたIC521

 ナポリ
  
 ナポリのホテルは駅から300m位の所にある筈だ。

 大体の見当をつけて歩き出すと曲がり角毎に
”HOTEL NAPOLI  GARIBALDI” という表示がしてあって容易に探し当てることが出来た。

 駅前広場からちょっと裏通りに入った場所で周囲は一見やばそうな雰囲気だが,ホテル自体は内外装も新しく部屋も広くて明るい。ローマのホテルと比べると・・・・・・・・ 
   
 
・ 部屋とバスの広さはおよそ2倍
 ・ お湯もすぐ出る
 ・ TVはCNNが見られる(ローマはスペイン語チャンネルだけ)
 ・ 室内セーフティボックスあり(ローマはフロントにあって有料)
 ・ ロビーに英字新聞あり,無料で貰える
 ・ 翌朝の朝食も簡単調理の温めものもあり内容もグー
 ・ 料金はツイン1泊でローマより7000円安い


  このホテルは交通便利(国鉄駅にもポンペイ行きのヴェスヴィア周遊鉄道始発駅にも近い)でナポリでのお勧めホテルだ!

 
フェリー乗り場など町を探索に

 一休みして,明日のポンペイ行き電車の時刻とあさってのソレント,カプリ島行きのフェリー時刻とそれぞれの乗り場事前確認に徒歩で出かけることにする。
 わたしは始めての土地では,まず地図を片手にできるだけ自分の足で歩いて土地勘,方向感覚を掴むことを心がけている。
 
 5分と歩かない所にポンペイ行き始発駅があってここで時刻表をメモった後,フェリー乗り場に向かう。
おおよそ2キロ,港沿いの道を車がすっ飛ばしている,人通りも少なくて途中の要塞跡みたいな場所にはホームレスと思しき怪しげな人影がちらほら・・・・・ ヤバイ!足早に通過する。

 ナポリ〜カプリ島のフェリーは数社が運航していて朝6時半から1時間に2,3便あり問題なし。
 だがわたし達はソレント経由で行きたいのでナポリ→ソレントとソレント→カプリ島の便を知りたい。

 ここからソレント行きの時刻は表示されているがソレント→カプリ島が分からないので各社の窓口に聞く。英語が通じない窓口・通じてもお互いカタコト英語で話が上手く通じないこともあるがとにかくここでは分からなかった。
 
 しかたない,中央駅のインフォメーションで聞こうとタクシーに乗車。
 ドライバーがメーターを倒さないので
「メータープリーズ」と言ったらなんやらボードを見せて「フェリー乗り場と駅の間は料金が決まっていて12.5だ」と言う

 後日,分かったのだがこれは真っ赤なうそ! カプリ島から帰ってきて駅に向かうまったく同じコースがメーターで7足らずであった。旅行者からボル雲助は何処にでもいるもんだ!        
 
 駅構内にあるインフォメーションでは,丁寧に教えてくれた。

 ナポリ→ソレント便とソレント〜カプリ島便の時刻。
 それに付け加えてソレントへは電車の方が3でフェリーよりもずっと安いよと教えてくれた。
電車で行くとソレント駅から港までかなりの急坂を歩かなければならない様なので躊躇していたのだが,歩きながら町の様子も見聞できるのでそれも一興かも。 まっ あさってのことだからそのうち決めよっか。

 今日は,ポンペイからの出土品がごまんと展示されていてポンペイ遺跡見学者には必見の場所だと言う
「国立ナポリ博物館」(Museo Archeologico Nazionale)に行く予定をしていたのだが,列車の遅れのため予定が狂ってしまった。
カプリ島からローマに戻る日(10/3)に寄れるとハッピーなんだが?

 フェリー乗り場の目の前にヌォーボオ城(Castel Nuovo)があった。内部は市立博物館になっていて14〜15世紀の彫刻,フレスコ画ほかがあるという。外観を眺めただけ。

 夕食は駅前のガリバルディ広場の一角にあるピザ屋のオープンテラス(店の前にテーブルを並べてビニールシートで囲った場所,通行人の様子も楽しめて結構いける!)で,濃いトマトソース味の本場”マルガリータピッツア”を食べナポリに来たという実感を抱く。
            
           
野菜スープ,パスタ入りコンソメスープ,ピザ,ミネラルウォーター,ビール小2

                                           全部で 
16.5 

 
昼間のサンドイッチ20より安い! 妻が再び悔しがることしきり!
 


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