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“計画一実行一反省”は経営・管理の三要素といいます。
行き当たりばったりの経営でなく、収入・支出とも、まず予算を立ててみましょう。厳しい時代だからこそ経営を数字に置き換えてみましょう。数字は経営に有効なナビゲーター。過去の数字を参考にして未来を築きましょう。
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ステップ |
1. |
目標を決める。(売上の予測を立てる) |
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何をどうしたいのか目標を明確にして下さい。
例えば、今期は100万円の黒字にしたい。赤字は絶対に出さないなど。
それから、目標売上の設定をします。
自社の損益分岐点売上高を確認しておきましょう。
今期の売上予想がたつ企業は問題ありませんが、ここは難所です。
実行可能なぎりぎりの範囲で設定しましょう。あまり弱気にならないで。
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2. |
支出の予算を組む。 |
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売上が決まれば支出の上限が決まります。
費用については、前期、前々期の決算額を参考にしてゆくとよいでしょう。
売上原価を、きちっと把握すること。人件費・販売管理費の実態をつかむ事。
この金額でよいのだろうか、このくらい減らしてもやれるだろうか。
無駄はないか、効率的なやり方は?と検討することが大切です。
社長ひとりではできません。会社が一丸となることが重要。
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3. |
毎月、結果をすり合わせる。 |
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実行に移した後は予算と合わなかった点をチェックして、原因をさぐり、改善する。これこそポイント。予算はたてるだけでは仕事は半分しか終わっていません。実際とすり合わせ、検討をして、次に備える、の繰り返しです。
1年で結果が出るというものではありません。根気よく地道に続けましょう。
1年実行すれば1年なりの、3年やれば又それなりの結果がきっと出るはず。
全社で声を掛け合って行えばやりやすい。成功した時は喜びもひとしおです。
千里の道も一歩から。
心誠にこれを求むれば、あたらずといえども遠からず。
(一生懸命に求めれば、的中しなくてもほぼ推測通りになる)
さあ始めましょう。プラン、ドウ、チェック! |
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