退屈なので、最近の暮らしぶりをとりとめなく書いて暇を潰す。今は業務時間ではない。
今月の診察で、薬を2種類、止めることになった。
一つは気分が高揚しすぎることを抑える薬。もう一つは睡眠導入剤。
これで服用する薬は抗うつ薬と抗不安薬、朝、活動力を与える薬の3種類になった。
今は在宅勤務のおかげで緊張感の低い毎日を送っている。
通勤と会社での通常業務が始まったら、また薬を増やすことになるかもしれない。
いずれにしろ、事実上、寛解したところで障害者でなくなることはない。
「障害者枠」だからなのか、上司が忙しすぎるせいなのか、仕事を頼まれない。在宅の日だと一日、ぼんやり液晶画面を見ている日もある。出社は週1回程度。週4日はぼんやりしていることになる。
季節労働者みたいなもので、月初は前月のいろいろなデータをまとめて報告書を作成するので忙しい。それが終わると途端にヒマになる。急に依頼事が立て込んで忙しくなることもないわけではない。
「仕事は自分で探せ」とも言う。もっともなことではある。モチベーションの低い私にはできない。それに業務改善はそれなりにしてきたつもり。報酬が上がる見込みもないのに、自分から「もっと仕事をください」と言い出す「やる気」もない。
「時間が空いたら本でも読めばいい」。そう思ってページを開いてみても、何もしていないくせに「勤務時間中」ということもがになって集中できない。メールは前触れもなく来るので長い文章は読めない。「スマホでゲーム」だけはやるまいと思ってはいる。
たぶん、こういうときには、短歌や詩、短いコラムのような文章を読むのがいのだろう。寺田寅彦『柿の種』はそういう細切れの時間に都合よく読んだ。
Wii Fitと散歩は続いている。最近散歩の途中で高い鉄棒を見つけたので懸垂をしている。まだほんの数回しかできない。昔流行った「ぶら下がり健康器」の要領で懸垂のあと、しばらく鉄棒につかまっている。これもまだ長くはできない。
5時に起床、洗濯、Wii Fit、朝食、ZIP、物干し、『エール』、ゴミ捨て、そして8時15分過ぎに業務開始。このパターンは在宅勤務が始まってから変わらない。
在宅勤務が始まったときは、仕事と私生活が混合しそうで不安の方が大きかった。フタを開けてみると仕事がほとんどないので大いに楽させてもらっている。楽なのか退屈なのか、そこが難しいところ。
昼間はまるで動いていないので、昼食は魚肉ソーセージとミックスナッツ。小腹が空いたらこんにゃくゼリー。
ランチは5分とかからないので、残りの時間は昼寝する。実際は1時間以上寝ていることが多い。気分を安定させるためには、とにかく睡眠時間が大事なので、昼も夜もしっかり寝るように心がけている。
夜は9時半を回ったらベッドに入り、10時には眠っている。BBS Radio 4のニュースを流しながら目を閉じるのはずっと変わらない。
椅子の上であぐらをかき、右の手のひらでおでこを支え、半跏思惟像のような姿勢でいる時間が長い。姿勢だけで、何も考えていないし、瞑想もしていない。
これから、どうすればいいんだろう
減薬をしてもらっても、頭が痛い日が続く。