平成25年4月(卯月)の短歌
これが赤これが黄色と幼な子の手にふんわりとチューリップ咲く
(これがあか これがきいろと おさなごの てにふんわりと チューリップさく)
物陰となりたる鉢の水仙は地を這いつつも日に向きて咲く
(ものかげと なりたるはちの すいせんは ちをはいつつも ひにむきてさく)
背伸びして枝先に咲くマンサクのかそけき花の指に触れたり
カタクリの咲く山道を一息に登り詰めれば海の広がる
カタクリの花を眠らせ里山に卯月半ばの雪降りしきる
葉桜の木漏れ日の下重ねこし齢静かにたたみておりぬ
(はざくらの こもれびのもと かさねこし よわいしずかに たたみておりぬ)
ウォーキング
踏み出した一歩が次の一歩を導いて
風を感じて 歩く
風を切って 歩く
支え合い、新たな出会いにつながって
ゴールをめざしひたすら歩く
風を切って歩み続ける
風が生まれて また歩く
25キロウォークのゴールはすぐそこに!
平成25年5月の短歌へ。
平成25年3月の短歌へ。
限りなく透明な世界のトップページへ。
すずらんのトップページへ。