ここは私(とも)が読んだ本とその作者名と10段階評価です

お勧めの本があれば御手紙ください.なくても必ず返事書きますのでMail下さい.
よければここにのっている本の感想なんかも…
あまり周りに読書の趣味が合う人が少ないので
よろしくおねがします
E-mail tomo-y@mvi.biglobe.ne.jp

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
1996年に読んだ本(127冊+α)
1997年に読んだ本(172冊)
1998年に読んだ本(179冊)
1999年に読んだ本(115冊)
2000年に読んだ本(145冊)

右の絵はMLで知り合ったくらげさんに描いてもらった読書クラゲです.(可愛いでしょう?)


1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月(13冊)

13階段 高野和明 ★★★★★★★☆☆☆
少年たちの終わらない夜 鷺沢萠 ★★★★★★☆☆☆☆
ひまわりの祝祭 藤原伊織 ★★★★★★★☆☆☆
ABC殺人事件   ★★★★★★☆☆☆☆
ぼくのパジャマでおやすみ 山本文緒 ★★★★★★★★☆☆
青き犠牲 連城三紀彦 ★★★★★★☆☆☆☆
鏡の中の日曜日 殊能将之 ★★★★★★★☆☆☆
アウラの選択 栗本薫 ★★★★★★★☆☆☆
泣かないでパーティはこれから 唯川恵 ★★★★★★★☆☆☆
雪が降る 藤原伊織 ★★★★★★★★☆☆
背中合せ 連城三紀彦 ★★★★★★☆☆☆☆
黒と茶の幻想 恩田陸 ★★★★★★★★★☆
栗本薫の里見八犬伝 栗本薫 ★★★★★★★☆☆☆


1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月(11冊)・12月

フォー・ディア・ライフ 柴田よしき ★★★★★★★★☆☆
禍都 柴田よしき ★★★★★★★☆☆☆
誰も私を愛さない 樋口有介 ★★★★★★★★☆☆
凍える島 近藤史恵 ★★★★★★★☆☆☆
今昔続百鬼 雲 京極夏彦 ★★★★★★★★☆☆
三代目魚武濱田成夫語録 三代目魚武濱田成夫 ★★★★★★☆☆☆☆
探偵は今夜も憂鬱 樋口有介 ★★★★★★★★☆☆
ドリームバスター 宮部みゆき ★★★★★★★☆☆☆
三冠に向かって視界よし 杉本清 ★★★★★★★☆☆☆
QUIZ/完全版 緒川薫 ★★★★★★★☆☆☆
紙婚式 山本文緒 ★★★★★★★☆☆☆


1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月(18冊)・11月12月

ささらさや 加納朋子 ★★★★★★★★☆☆
ハンニバル(上) T・ハリス ★★★★★★★☆☆☆
マリオネット園 露舎巧 ★★★★★★★★☆☆
魔界の刻印 栗本薫 ★★★★★★★★☆☆
夏の夜会 西澤保彦 ★★★★★★★☆☆☆
ハンニバル(下) T・ハリス ★★★★★★★☆☆☆
君が前の彼氏としたキスの回数なんて
俺が3日でぬいてやるぜ
三代目魚武濱田成夫 ★★★★★★★☆☆☆
ゆび 柴田よしき ★★★★★★★☆☆☆
柴田よしき ★★★★★★☆☆☆☆
魔女伝説 中島みゆき こすぎじゅんいち ★★★★★★★☆☆☆
R−0 Amour 柴田よしき ★★★★★★★☆☆☆
キオミ 内田春菊 ★★★★★★★☆☆☆
時をかける少女 筒井康隆 ★★★★★★☆☆☆☆
炎都 柴田よしき ★★★★★★★★☆☆
悪いうさぎ 若竹七海 ★★★★★★★★★☆
蜜の眠り   ★★★★★★☆☆☆☆
絶叫城殺人事件 有栖川有栖 ★★★★★★☆☆☆☆



1月2月3月4月5月6月7月8月9月(15冊)・10月11月12月

虹の八番目の色 連城三紀彦 ★★★★★★★☆☆☆
五人女捕物くらべ(上) 平岩弓枝 ★★★★★★★☆☆☆
愛はプライドより強く 辻仁成 ★★★★★★★☆☆☆
そこに僕はいた 辻仁成 ★★★★★★★☆☆☆
華胥の幽夢 小野不由美 ★★★★★★★☆☆☆
六人の超音波科学者 森博嗣 ★★★★★★★☆☆☆
冷静と情熱のあいだ 江国香織 ★★★★★★★☆☆☆
新・恋愛小説館 連城三紀彦 ★★★★★★☆☆☆☆
愛は誰のものでもなく 吉元由美 ★★★★★★☆☆☆☆
冷静と情熱のあいだ 辻仁成 ★★★★★★★★☆☆
作家小説 有栖川有栖 ★★★★★★★☆☆☆
天狗風 宮部みゆき ★★★★★★★☆☆☆
羊たちの沈黙 T・ハリス ★★★★★★☆☆☆☆
さらわれたい女 歌野晶午 ★★★★★★☆☆☆☆
神のふたつの貌 貫井徳郎 ★★★★★★☆☆☆☆



1月2月3月4月5月6月7月8月(20冊)・9月10月11月12月

夢幻戦記 10 栗本薫 ★★★★★★★☆☆☆
上と外 6 恩田陸 ★★★★★★★☆☆☆
ドミノ 恩田陸 ★★★★★★★★☆☆
あやし怪 宮部みゆき ★★★★★★★★☆☆
ケイゾク/シーズン壱 西荻弓絵 ★★★★★★★★☆☆
四季・波留子(下) 五木寛之 ★★★★★★★☆☆☆
ただそれだけの片思い 唯川恵 ★★★★★★☆☆☆☆
人形はライヴハウスで推理する 我孫子武丸 ★★★★★★★★☆☆
ヤーンの翼 栗本薫 ★★★★★★★★☆☆
ペンギン日和 高野ひろし ★★★★★★★☆☆☆
月蝕の窓 篠田真由美 ★★★★★★★☆☆☆
暗い宿 有栖川有栖 ★★★★★★★★☆☆
四季・布由子(上) 五木寛之 ★★★★★★★☆☆☆
四季・布由子(下) 五木寛之 ★★★★★★★☆☆☆
孤独の歌声 天童荒太 ★★★★★★★☆☆☆
牛乳時代 中島らも ★★★★★★★☆☆☆
ただそれだけの片想い 唯川恵 ★★★★★★☆☆☆☆
恋は底ぢから 中島らも ★★★★★★☆☆☆☆
魔獣の来る夜 栗本薫 ★★★★★★☆☆☆☆
R.P.G 宮部みゆき ★★★★★★★☆☆☆


1月2月3月4月5月6月7月(14冊)・8月9月10月11月12月

ルー=ガルー 京極夏彦 ★★★★★★☆☆☆☆
超・殺人事件 東野圭吾 ★★★★★★☆☆☆☆
シュガーレス・ラヴ 山本文緒 ★★★★★★★☆☆☆
私たちが好きだったこと 宮本輝 ★★★★★★★★★☆
堕ちていく僕たち 森博嗣 ★★★★★★☆☆☆☆
美少年学入門 中島梓 ★★★★★★☆☆☆☆
ウォーレスの人魚 岩井俊二 ★★★★★★★☆☆☆
愛はプライドより強く 辻仁成 ★★★★★★☆☆☆☆
エヴリシング 桜井亜美 ★★★★★★☆☆☆☆
そこに僕はいた 辻仁成 ★★★★★★☆☆☆☆
四季・奈津子(上) 五木寛之 ★★★★★★☆☆☆☆
四季・奈津子(下) 五木寛之 ★★★★★★★★☆☆
四季・波留子(上) 五木寛之 ★★★★★★☆☆☆☆
本格ミステリ01   ★★★★★★★☆☆☆


1月2月3月4月5月6月(13冊)・7月8月9月10月11月12月

続巷説百物語 京極夏彦 ★★★★★★★★☆☆
ルアーの角笛 栗本薫 ★★★★★★★★☆☆
上と外 5 恩田陸 ★★★★★★★★☆☆
センティメンタル・ブルー 篠田真由美 ★★★★★★★★☆☆
ラヴレター 岩井俊二 ★★★★★★★★☆☆
李歐 高村薫 ★★★★★★★☆☆☆
君はなぜ泳ぐのをやめるんだ 谷村志穂 ★★★★★★☆☆☆☆
左手に告げるなかれ 渡辺容子 ★★★★★★☆☆☆☆
どこまでも殺されて 連城三紀彦 ★★★★★★☆☆☆☆
大密室   ★★★★★★☆☆☆☆
人間失格 太宰治 ★★★★★★★★☆☆
この空を飛べたら 中島みゆき ★★★★★★★★☆☆
スカイ・クロラ 森博嗣 ★★★★★★★★☆☆


続巷説百物語

すっかり講談社ノベルスでは止まってしまっているがこのシリーズ好きなので全然文句は無い。相変わらず又市一味はかっこ良いし面白いのでずっと続けてほしかったのだが、とりあえず今回のでまとまってしまいました。続きも書けないことは無いのだがどうなることやら。話的には前の巷説百物語と一緒で必殺仕事人的話


センティメンタル・ブルー

蒼が中心の短編集。時代も色々なんですがどれもこれも題名の通りなんとなく物悲しくなるような話。蒼好きの私としてはとても嬉しい一作品でした。なんで彼はこんなに悲しい出来事にばかり遭遇するのでしょう?でもその経験が彼を少しずつ大人にし、優しい人間に成長させて行っているのですが。


ラヴレター

私が好きな岩井俊二さんの作品。映画監督だけでなくその作品の原作、脚本を書けてしまう凄い人。その原作を小説にしてしまうわけだがこれが又良い。私は大体映画よりも原作の方が好きだと思う人なのに映画が好きな作品だと。。
岩井さん独特の不思議な雰囲気の話です。ファンタジーとも言える作品。清らかなイメージの後で最後にほっと落ちつくような感じ


李歐

随分と時間をかけて読んだ作品。やっぱりちょっと高村さんの作品は私にはちと重いなぁ。けっして面白くないどころか名作我が手に拳銃をを更に洗練させて完成した作品だけに名作であると言えると思う。”李歐よ君は大陸の覇者になれ ぼくは君の夢を見るから”というあおり文句がカッコ良すぎ。男と男の純粋な友情、分かり合える関係、絆。良いですねぇ


人間失格

1月2月3月4月5月(10冊)・6月7月8月9月10月11月12月

真夜中の犬 花村萬月 ★★★★★★★★☆☆
ジョーカー 藤堂志津子 ★★★★★★★☆☆☆
恋恋蓮歩の演習 森博嗣 ★★★★★★☆☆☆☆
少女たちがいた街 柴田よしき ★★★★★★★☆☆☆
眠りの牢獄 浦賀和宏 ★★★★★★★☆☆☆
黄昏の岸 暁の天(上) 小野不由美 ★★★★★★★☆☆☆
黄昏の岸 暁の天(下) 小野不由美 ★★★★★★★☆☆☆
彼方の悪魔 小池真理子 ★★★★★★☆☆☆☆
不条理な殺人   ★★★★★★☆☆☆☆
さらば長き眠り 原りょう ★★★★★★★☆☆☆


真夜中の犬

相変わらずの暴力とドラッグとセックスという花村節である。決して分かり合えないような暴力、しかしそれには時として言葉を越えた何かがあると思うのは男の幻想でしょうか?暴力を使うほうにも哀しい暴力とただの暴力とある気がしてきます。オヤジはかっこいいのかカッコ悪いのか?カッコ悪いからこそかっこいいのだろうか?


恋恋蓮歩の演習

最近すっかりミステリ色が薄くなってきて私的には面白く無くなってきているのですが、今回は題名からちょっと人間関係(恋愛方面)が進むのかとおもって楽しみにしていたのですが、うーん書かれているのですが進まないと言ったところか。謎自体は途中で分かっちゃいます。


眠りの牢獄

大きく評価が分かれる作品だと思われる。今までの安藤シリーズが好きな人でも嫌いな人もいるだろうし、今までの浦賀さんの作品を嫌いな人でもこの作品は好きって言う人も入るかもしれない。私はいままで惰性で読んでたけどこれは好きだな。メイントリックはありふれている気もするが終わり方が綺麗な気がする。
しかし薄くなっても値段はあんまり変わらないのね<講談社ノベルス


黄昏の岸 暁の天(上)(下)

一部の人には凄い人気を誇る暫く出なかった十二国記シリーズ。うーん今までいろいろと謎になっていた部分が明らかにされたという作品ではあったのですが、その謎が会った事自体忘れています(^^;;まぁ、いくつかの国の王と麒麟のコンビが凄く良い味を出してくれてそこは面白かったのですが、もっとテンポ良く出して欲しいものですねぇ。


さらば長き眠り

ハードボイルド沢崎シリーズ長編第3弾。沢崎は一人の青年との間に昔の同僚である渡辺と自分の関係を照らし合わせる。一人の重い過去を背負った青年が私立探偵との友情の中で自分の足で歩き出そうとする物語であると同時に、一人の私立探偵が今までの過去と向かい合い、それを乗り越え、自分の足で歩いていこうとする物語。これで一段落ついたが次に続くのだろうか?


1月2月3月4月(11冊)・5月6月7月8月9月10月11月12月

謎亭論処 西澤保彦 ★★★★★★★☆☆☆
遠い約束 光原百合 ★★★★★★★☆☆☆
なみだ研究所へようこそ! 鯨統一郎 ★★★★★★☆☆☆☆
片想い 東野圭吾 ★★★★★★★☆☆☆
模倣犯(上) 宮部みゆき ★★★★★★★★☆☆
模倣犯(下) 宮部みゆき ★★★★★★★☆☆☆
未完成 古処誠二 ★★★★★★★☆☆☆
悪魔のラビリンス 二階堂黎人 ★★★★★★☆☆☆☆
閉ざされた夏 若竹七海 ★★★★★★★☆☆☆
夜ごとの闇の奥底で 小池真理子 ★★★★★★☆☆☆☆
ペンギン,日本人と出会う 川端裕人 ★★★★★★★★★☆


謎亭論処

ここ最近タックとタカチの過去が明らかになるという私のツボをついた作品が続いていただけにちょっとがっかり、普通の事件の短編集で時代はいろいろ。安楽椅子探偵ものですね。筋道の通った謎の解け方。


遠い約束

絵も謎自体も出てくるキャラクターも私の好みとは違うのだがそれでも大学のミス研の話と言うだけで羨ましくなる。まぁ実際はそんなに良いことばかりじゃないのかもしれませんが(^^;;淡すぎるといった感もありますがそこが光原さんの良さでしょう。謎としては消えた指輪、話としては遠い約束が好き。


なみだ研究所へようこそ

あいからわずデビュー作以上のものを感じられない。キャラクターももう一つ、謎に論理性も無く、どんでん返しも無い。それでも読んでしまうのは面白いからだろうか?それとも習慣性?サイコセラピストものとしてシリーズ化するのかなぁ?


片想い

東野さんの久しぶりの長編、アメフト部のマネージャーとそれを守るかつての仲間達。あの頃とはもうみんな変わってしまったのだろうか?それともあの頃の純粋な心を持ちつづけられているのだろうか?感傷なんでしょうけどこういう友情物は好きです。中で描かれる男女感、秘密を少し引きずっている部分もあるのでしょうか。


模倣犯

これまた久しぶりの宮部さんの作品。火車,理由などと同じ社会派作品。この分野は少し苦手なのかと思っていましたが前の2作はストーリ性に重きを置いて書かれていたのに比べてこの作品はキャラクターにも重きが置かれている気がします。


未完成

デビュー作UNKNOWNで登場した朝香、野上コンビの出てくるシリーズ。自衛隊という閉ざされた世界を書いているのだがあまり突飛な印象は受けない。面白い面白くないは別にしてもまともなミステリだなというのが感想である。最後の二人の会話にはミステリとは別に日本人として考えさせられる部分があります。


悪魔のラビリンス

私的には駄目駄目。著者が好きな怪人対名探偵、明智小五郎、江戸川乱歩の世界を書きたかっただけという印象がする。シリーズ物ということで続きそうだがもう少ししたら感想は変わるのであろうか?後書き部分に栗本さんの名前が出てきたのでちょっと嬉しかった。


閉ざされた夏

関係無いが主人公の学芸員という職業は私が憧れたものであった。相変わらず若竹さんの書かれる小説は読後感が悪い。しかしこれは面白くないと言うわけで無く、文章が上手いあまりにこうなるのであろう。もう少し良い終わり方をして欲しいと思いながらも読まされてしまう。


ペンギン、日本人と出会う

何故日本人がこんなにペンギンを好きになったのか?ペンギンが日本に紹介されてからこれまでの歴史などペンギン好きにはたまらない内容。日本はペンギン大国だったんですねぇ


1月2月3月(13冊)・4月5月6月7月8月9月10月11月12月  

エディプスの恋人 筒井康隆 ★★★★★★☆☆☆☆
夢幻戦記 9 栗本薫 ★★★★★★★☆☆☆
彼は残業だったので 松尾詩朗 ★★★★★☆☆☆☆☆
ルノニアの奇跡 栗本薫 ★★★★★★★★☆☆
ブードゥー・チャイルド 歌野晶午 ★★★★★★★☆☆☆
少年とアフリカ 坂本龍一・天童荒太 ★★★★★★★☆☆☆
片想い 中島みゆき ★★★★★★★☆☆☆
溺れる魚 戸梶圭太 ★★★★★★★☆☆☆
スクール・ウォーズ 馬場信浩 ★★★★★★★☆☆☆
私が殺した少女 原りょう ★★★★★★★★☆☆
あなたには帰る家がある 山本文緒 ★★★★★★★☆☆☆
そして夜は甦る 原りょう ★★★★★★★☆☆☆
ブルース 花村萬月 ★★★★★★★★☆☆


少年とアフリカ

友達に薦められ購入。対談集という形でわかりやすくはある。同感出きる部分も多数あるが同感できないところも若干あり、それは当たり前で二人の間でも意見が食い違っているところもあるのだからそんなことは望まれていないだろう。救いとは何か、二人の考えが良く伝わってくる気になる。他のテーマでも語ってほしいなぁ。


ブルース

恐らく今の心情にあったので評価が高い作品。男なら多くは憧れる暴力、闇といったイメージを思い浮かべるがその奥にはいつも悲しみが宿る。


1月2月(16冊)・3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月   

寄生木 長坂秀佳 ★★★★★★★☆☆☆
早春の少年 栗本薫 ★★★★★★★☆☆☆
風花 鳴海章 ★★★★★★★★☆☆
MAZE 恩田陸 ★★★★★★★★☆☆
この3年が投資信託の勝負時 澤上篤人 ★★★★★★★☆☆☆
疑惑の月食 栗本薫 ★★★★★★★☆☆☆
上と外 4 恩田陸 ★★★★★★★☆☆☆
トップラン 最終話 清涼院流水 ★★★★★★☆☆☆☆
最後から2番目の真実 氷川透 ★★★★★★★★☆☆
チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン ★★★★★★☆☆☆☆
P.I.P 沢井鯨 ★★★★★★★☆☆☆
黒祠の島 小野不由美 ★★★★★★★☆☆☆
泣けてくるじゃない 堀田あけみ ★★★★★★★★☆☆
リセット 北村薫 ★★★★★★★★☆☆
家族八景 筒井康隆 ★★★★★★★☆☆☆
七瀬ふたたび 筒井康隆 ★★★★★★★☆☆☆


寄生木

弟切草ワールド第3弾。うーん彼岸花が一番怖くて一番面白かったかな。もと素直で書いていることをそのまま信じられれば怖いのだろうけどひねくれてしまっているからなぁ。


早春の少年

伊集院大介の新刊で大介の子供の頃の話。失敗?失敗なのかな?小説の中の名探偵は事件が起こらなければ活躍できないし、現実なら事件が起こっても活躍でき無い事も多いので仕方ないと思うのだけど。推理小説以外の部分の方が楽しめた。


風花

小泉今日子がしている映画の原作で見に行くかもとついでに読んでみたのだが正解だった。風俗嬢とクビになった元エリートサラリーマンの奇妙な北海道旅行の話。愛、命、人間の温もりいろんなことを考えさせられます。


MAZE

本当に色々な雰囲気のものをかける人ですね。最後のネタは私的にはもう一つだったのですがそれでも最後まで退屈させず引きつける面白みは十分にあります。さて豆腐のようなしろい建築物は一体なんだったのでしょうか?


疑惑の月食

グインサーガ。うーん題名からしてネタばれじゃ無いのでしょうか?ということでストーリーの割にはあまりドキドキさせられない。まぁ前回に続いてまた次が楽しみになるような終り方だったのですが。


トップラン

1巻からの引きつけるためにちりばめられたネタはそれぞれ面白いのですが、話全体とするともうひとつなのは何故?もう読まないと決めたはずの清涼院をもう一度読み始めたのになぁ。


最後から2番目の真実

本格を書かれるということで読んで1冊目は失敗だったが2冊目は正解。読者への挑戦もあり、偽ものの正解までは私でもたどり着けるといった適度な難しさ。今後にも期待です。


チーズはどこへ消えた?

海外では会社の研修にも使われているらしいが言いたいことは結局当たり前のことを言っているだけでこれなら小説じゃなくそのまま言ってくれたほうがと思うのだが読んで論議することの方が大事なんでしょうか?


P.I.P

友達に読んだ?と言われて気付いたというか本屋に並んでいたのは知っていたが私の読まないバイオレンスの作品かと思っていたのですが、読んでみたら大当たり。実際の経験を元に書かれたと言うことでどこまで本当なのかわからないのですが、最初から最初まで罠にはめられっぱなしの主人公。カンボジアの悲劇。


泣けてくるじゃない


1月(12冊)・2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月   

彼岸花 長坂秀佳 ★★★★★★★☆☆☆
花の色はうつりにけりな 中島みゆき ★★★★★★★★☆☆
金環食 中島みゆき ★★★★★★★☆☆☆
名探偵の饗宴   ★★★★★★★☆☆☆
A2Z 山田詠美 ★★★★★★★☆☆☆
黒い仏 殊能将之 ★★★★★★☆☆☆☆
もんもんシティー 内田春菊 ★★★★★★★☆☆☆
夢ごころ 連城三紀彦 ★★★★★★★☆☆☆
今夜はパラシュート博物館に 森博嗣 ★★★★★★★☆☆☆
グリーンベンチ 柳美里 ★★★★★★☆☆☆☆
眠り姫の夜 栗本薫 ★★★★★★☆☆☆☆
ライオンハート 恩田陸 ★★★★★★★☆☆☆



彼岸花

弟切草ワールドの第2弾。これまた画像にした方が怖そうな作品ですが個人的には1作目よりこっちの方が怖いかも。まぁ霊的なものがこっちの方が強いからですかね。しかし2時間ドラマのような印象は拭えない。それが悪いとは言わないが。


金環食、花の色はうつりにけりな

中島みゆきの舞台、夜会の本。いろんなメディアで触れる度に舞台を見に行きたかったという思いが募り残念である。


A2Z

友達が少し前に読んでいるといっていたので読んでみた作品。うーん面白いんだけど私には出来ない恋愛感ですね。小説の中の世界が僕は勉強ができないの世界とちょっとだけ結びついているなぁ。


黒い仏

惰性で買っているなぁ。文章は上手いと思うのだけど私的に歯今回はミステリにもなり得てないし今一つ。メフィスト賞受賞者らしくはあるんだけどさぁ。(ネタばれ?)


もんもんシティー

友達が内田さん読んでいると言うので久しぶりに読んでみた。でもエッセイ。内田さんの実小説は時々痛い思いをさせられるのだがこれは気楽に読めました。


今夜はパラシュート博物館に

珍しく最近の森さんは短編の方が相性が合う作家さんなのかも。前のシリーズの登場人物と今のシリーズの登場人物両方が出てきて、キャラクター的に森さんの小説が好きな人には良いでしょうね。「世の中、いつもいつも、すぐに答えが見つかるわけじゃないんだよ」犀川は淡々と話す。「どれだけ沢山のものを保留していられるかが、重要な能力の一つだ」ってなところかな。


グリーンベンチ

どうも柳さんの小説とは相性が悪い。面白い作品もきっとあると思うのだが理解しきれないものにばかり当たる。これはなにか劇のシナリオなのかな?


眠り姫の夜

ローデスサーガ第2弾。完全に同人誌の世界です。買わなくても良いかなぁト思いつつも買ってしまう。まぁ別に読むことに違和感は無いのですが電車の中でもカバーさえあれば読めるし。読むけど特に感慨は無いですね。


ライオンハート

この題名を聞いた時、今流行りの某アイドルの歌と一緒だからちょっと嫌だった。アイドルが嫌いなわけではないけど流行りに乗っている様に思われるのが。しかし、連作短編でいろんな場所で少女と男の人が巡り合う話。時を越え,場所を越える果てしない愛の物語。今までの作風とはちょっと違う気もしますがやっぱり恩田陸好きです。