<検査結果とその表の見方について>

 10/23提出の愛知県知事あて「フェロシルト及び農薬精製残渣の不法投棄にかかわる抗議および要請書」に11/16に回答がありましたが、石原産業が余床から密かに持ち帰って四日市工場に保管しているという農薬精製残渣についての検査結果が添付されていなかったため、請求してありましたところ、後日送られてきましたが、その表の見方について説明もなく、どのように読んだらよいのかわからず県に説明を求めたところ、
 
◎11/16の回答に添付されていた「
有機物残渣等に係る検査結果(瀬戸市広之田町地区溶出試験)」は、通常の土壌環境基準に沿って溶出試験を行ったもので、石原産業の農薬残渣に含まれる他の物質については検出できていないため、今回、追加で送られて来た「有機物残渣等に係る検査結果(化学物質含有量試験)」を行った。
 
◎今回、追加で送られて来た「有機物残渣等に係る検査結果(化学物質含有量試験)」の表の検体名で「NO.1(0〜1m)」などと書かれているものは、11/16の回答に添付されていた「有機物残渣等に係る検査結果(瀬戸市広之田町地区溶出試験)」の各「地点番号」のことであり、広之田の土壌環境基準の溶出検査では検査している深度の検体でも、化学物質含有量検査では、検査していないものもある。化学物質含有量検査の番号16は広之田の土壌検査の地点NO.2の3.4mの深度付近のものが、他とは違う黒褐色で強い化学臭がしたため、特に検査した。
 四日市工場のコンテナと書いてある番号12〜15は、余床から持ち帰った農薬残渣である。
 つまり、このように対応する。

化学物質含有量試験     広之田町地区溶出試験
番号1  NO.1(0〜1m)  検体番号1  NO.1(0〜1m)
番号2  NO.1(1〜2m)  検体番号2  NO.1(1〜2m)
番号3  NO.1(2〜3m)  検体番号3  NO.1(2〜3m)
番号4  NO.4(0〜1m)  検体番号7  NO.4(0〜1m)
番号5  NO.4(1〜2m)  検体番号8  NO.4(1〜2m)
番号6  NO.4(2〜3m)  検体番号9  NO.4(2〜3m)
番号7  NO.4(3〜3.75m) 検体番号10  NO.4(3〜3.75m)
番号8  NO.2(0〜1m)  検体番号11  NO.2(0〜1m)
番号9  NO.2(1〜2m)  検体番号12  NO.2(1〜2m)
番号10  NO.2(3〜4m)  検体番号14  NO.2(3〜4m)
番号11  NO.3(1.5〜2.5m)検体番号16  NO.3(1.5〜2.5m)
番号12 四日市工場B-36コンテナ
番号13 四日市工場B-37コンテナ
番号14 四日市工場B-38コンテナ
番号15 四日市工場B-39コンテナ
番号16  NO.2(3.4m付近)

 とのことでした。


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