2004年11月15日
瀬戸市議会
二千五年国際博覧会対策特別委員会 各委員様
瀬戸市上之山町三丁目町内会 会長 山本
照彦
瀬戸市上之山町三丁目町内会ゴンドラ(環境)委員会委員長 岡田みどり
要 望 書
日頃は御公務御精勤のことご苦労様です。
二千五年日本国際博覧会の2会場間にある当上之山町3丁目住人は 万博開催期間
中の交通渋滞など予想される住環境負荷に怯えながらも この博覧会が真に世界の平
和と環境のためのイベントと信じ万博事業に対し「中立」として参りました。が2会
場間ゴンドラについては
・その7番目の支柱が土砂流出防備保安林を損なう事による長期の土砂災害危惧、
・当町ただひとつの出入り口のほぼ上空を通過するルートのため交通事故多発原因に
なる危惧、
・8秒に1台通過するゴンドラキャビンによるプライバシー侵害などの精神的圧迫の
危惧
などを理由に反対せざるを得ません。当町は万博協会に対しゴンドラ計画の全容に
ついて「当町での」住民説明会を求めてまいりましたが2002年12月を最後に協
会は求めに応じようとはしません。
このゴンドラ建設では万博協会は愛知県への申請以上にゴンドラ第7支柱工事現場
の保安林内違法改変を行ない 当町住民の土砂災害危惧に更なる拍車をかける森林法
及び砂防法違反を侵したことが本年9月24日に発覚しました。その上この11月2日に
は 軽油600リットルを無届で山中に保管していた事実による「瀬戸市火災予
防条例第31条の3」違反も消防署より指摘されました。
万博協会は「細心の注意を払って」ゴンドラ建設を行うとしましたが 現実はあま
りにも違います。なぜ万博協会は 土砂災害や山火事の原因になるような工事や現場
管理をしたのか、(工事関係者のものと思われる投げタバコもありました) 山火事
など災害が起これば直近の当町住民は大きな被害を受け、県有林は大きく損なわれ
保安林機能は失われ最終的には瀬戸市に不利益をもたらします。当町住民は「今回お
よび今までの違法工事の理由の説明と再発防止の具体策」を瀬戸市民として聞く権利
があるはずです。
要 望
万博協会は当上之山町3丁目にて当町内での保安林内違法工事及び瀬戸市火災予防
条例違反についての住民説明会を開くよう貴委員会からも強く要求していただきたい。
なお回答は11月29日までに書面にてお願いします。
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