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                             2004年11月8日

(財)二千五年日本国際博覧会協会 様
愛知県知事  神田真秋 様
瀬戸市長   増岡錦也 様  

               要 望 書    
     
     瀬戸市上之山町三丁目町内会         会長    山本 照彦
     瀬戸市上之山町三丁目町内会ゴンドラ(環境)委員会委員長 岡田みどり

 日頃は御公務御精勤のことご苦労様です。
 二千五年日本国際博覧会の2会場間にある当上之山町3丁目住人は 万博開催期間中の交通渋滞など予想される住環境負荷に怯えながらも この博覧会が真に世界の平和と環境のためのイベントと信じ万博事業に対し「中立」として参りました。が2会場間ゴンドラについては
・その7番目の支柱が土砂流出防備保安林を損なう事による長期の土砂災害危惧、
・当町ただひとつの出入り口のほぼ上空を通過するルートのため交通事故多発原因になる危惧、
・8秒に1台通過するゴンドラキャビンによるプライバシー侵害などの精神的圧迫の危惧
 などを理由に反対せざるを得ません。

 このゴンドラ建設では万博協会は愛知県への申請以上に保安林改変を行ない 当町住民の土砂災害危惧に更なる拍車をかける森林法及び砂防法違反を侵したことが本年9月24日に発覚しました。その上この
11月2日には 軽油600リットルを無届で第7支柱現場に保管していた事実による「瀬戸市火災予防条例第31条の3」違反も消防署より指摘されました。

 万博協会は「細心の注意を払って」ゴンドラ建設を行うとしましたが 現実はあまりにも違います。なぜ万博協会は 土砂災害や山火事の原因になるような工事や現場管理をしたのか 災害が起これば大きな被害を受けるであろう当町住民は 瀬戸市民として 愛知県民として 日本国民として聞く権利があるはずです。

                
要   望

 万博協会は当町にて住民説明会を開き説明義務を果たしていただきたい。
 なお回答は11月22日までに書面にてお願いします。

 
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